老いの個人差は・・・
私事でありますが、昭和13年生まれの3歳年上の姉に急激な体調変化が起きました。
もともと、健康体とは言えない姉でした。
短大時代に結核を病み、全快するまでに3年間の静養生活を甘んじて受けなければ
なりませんでした。
家族は腫れ物に触るように気を遣い見守りました。
体質的に弱くありましたが、結婚してからは几帳面で綺麗好きなことから、家事、子育ては完璧にやりました。
そして、只今82歳の老人になったのです。
その姉が一人暮らしは無理になりましたので、この度、有料老人施設の入居を
私が決めました。
勿論、姉の意志を確認の上のことでした。
今月の中旬には入所します。
足が萎えてしまい、一歩足を踏み出すのにもヨロヨロ状態ですので、今にも転びそうで見ていられない状態です。
今回そんな仕事をしに、姉宅に3泊してきたのですが、その間に一人の来訪者がありました。
ここ数年は親交が途絶えていたらしいのですが、以前は二人でランチに行ったり、お茶をして歓談していたとのことでした。
お年が姉と同い年と聞いて唖然でした。
お風呂上りだとのことで、スッピンでしたし、髪も特別手入れしてなくていらしたのですが、表情は明るく、良くしゃべり、1日に6000歩、歩きますとのこと・・・
一体何がこんなにも人間に差をつけるだろうか・・・
持ち前の体質なのか?
日々の鍛錬なのか?
強い精神力なのか?
本当にその方にあやかりたいと思うところでした。
現代の老人たちは80代のうちは結構元気に生きておられます。
社交ダンスだ、カラオケだ、旅行だと、優雅に楽しんでいるようです。
びっくりさせられるのは、不倫をしている老人もいるとか、
イヤハヤ・・・
お盛んなことで、結構というべきか・・・不道徳と言うべきか・・・
若者に負けないでとは無理なれど、せめて心元気に生きていきましょう! !
2CELLOS - Chariots of Fire [OFFICIAL VIDEO]
