明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフ原点回帰(80)基本のその先へ

2024-08-16 19:25:12 | スポーツ・ゴルフ

余りの暑さでしばらく練習から遠ざかっていましたがそろそろスイングの基本というのも分かって来たので、これからはその基本を忠実に実行出来る「身体作り」に注力しようと考えています。9月に入れば少しは涼しくなると思うので、今74歳になるのですがまだ少々身体をイジメても何とかついて行けるかも?、なんて妄想しちゃって気合入れてますね。まあゴルフスイングの研究は私のライフワークですから、体が動く限りは「理想を求めて」クラブを振って行こうと思ってます(私がクラブを置く時はやむなく介護施設に入る時・・・なんちゃって)。

ただ、今考えている理想のスイングが仮に何とか完成したとしてもそれで肝心の飛距離がスイング改造前より伸びなければ、それは「何かが間違っている」わけで、もしちゃんとしたスイングなら断然今よりもっと飛距離は出なくてはおかしいですよね?、当たり前です。

と言うわけで私の理想のスイングは
① 芯で打ち抜き
② 狙った飛距離が出て
③ グリーンに乗る
です。あれ?、順序が違うんじゃないの?・・・って、いいえこれで合ってます!。そう、方向性より「飛距離」が大切です。私にとってゴルフは「飛んでナンボ」でしたぁ(これが私の練習の原動力です!)。

・・・・・・次回は来週火曜日にアップの予定です。乞うご期待!

番外編:パターのラインと打ち出しの強さについて

こないだ友人達がラウンドした後の反省会(と称する飲み会)に誘われて船橋で飲みました。その席でパターの話になって以前テレビのレッスン番組で覚えた知識をちょっと披露したところ、これは前にも言った話だけどと断ったのですがどうやらキチンと伝わってなかったようで、皆「ほお〜」とか「なるほどねぇ」とか反応はマチマチだったわけです。これは余り伝わってないな、と思ったので「ここで一回ちゃんと説明」しておこうと考え、理論的な解説を書いてみました。もう知ってるよ!と言う方はスルーして下さい。

前提として、「パットのライン」はスピードと傾斜の複合で決まるとします(実際はもっと複雑ですが話を簡単にする為に省略しました)。だから傾斜のない「真っ直ぐ」のラインが一番簡単という事になります。その他に重要な要素として「登り下り」の差がありますが、これは入らなかった時に返しのパットが「どれだけ残るか」の問題で、ラインと打ち出しの問題では余り考慮しなくても良いでしょう。要は登り下りの要素は30cm先の目印を順回転で確実に通過するように打てる自信があれば、後はスピードを合わせて打つだけ。考える事は殆どなくて、簡単です(簡単と言うのは考えなくて良いという意味です。簡単に入るという意味ではありません)。

勿論、登り下りとか芝目とか複数傾斜とかカップ周りの形状とか、その他もろもろの理由でパットはそんなに簡単には行きません。が、話を単純する為に「右から左の単純な傾斜の途中」にカップが切られている(=フックライン)としましょうか。

先ず、最初に「傾斜の度合い」を見ます。度合いとは傾斜によって「どのくらいボールが転がり落ちるか」の距離を言います。仮に左に「20cm落ちる」と読んだとします。つまり進行方向に対して「左に20cm曲がる」傾斜の事ですね。

とにかくここで重要なことは「スピードに関係なく」球は傾斜に従って「同じ距離」を落ちる、という事実です。ゴルフの試合などをテレビで見ていると良くアナウンサーが「ラインには乗ってたけど弱かったですねぇ、あと少しなんですけど」などと言っているのを聞いたことがあると思いますが、これが「勘違い」なんですね。素人はショートするとついつい「ラインに乗っていてちょっと弱かっただけ」と考えがちですが、もし強く打てば「オーバーするだけ」で、カップには届かない点は「同じ」なのです(とテレビのレッスンでは言っていました)。この場合打ち出しを「もっと浅く」読んで打てば、球はカップの手前を横切って左に切れて行く筈です。だから浅く読み且つ「もうちょっと強め」に読んで打ち出せば入ります。それが私の理解する「パターのよ打ち方」です。

以上の事を踏まえて、私のパットの狙い方を書きます。

① 傾斜が左に20cm落ちると読んだら、マークした場所から「左に20cmの所」に「仮マーク」を(頭の中で)置いて、マークと仮マークとカップを頂点とする「平行四辺形」をイメージします

② 四辺形の「残った頂点」に向かって真っ直ぐ打ち出し線を引く

③ 打つ時の強弱は、強く打てば「20cm先で曲がって」カップに届かずに止まりますし、弱く打てば手前で曲がって「カップを過ぎて」止まります。もし適正な強さで打てば「ジャストタッチ」でコトンとカップに落ちます

④ 一番入る確率の高いパターは30cmオーバーする打ち方だとPGAツアーのデータにありますから、20cmより少し「内側」の線を狙って尚且つ打ち出す強さを適正な強さよりほんの少し「強め」に打つことです。これによってボールはカップに「ある程度の勢い」で飛び込みます。コトンと落ちる場合入る場所はド真ん中の1点だけですが、多少でもスピードがあれば「右からでも左からでも」入る可能性が出て来ます。さらに言えば、もし入らなくてもショートするよりは「返しは楽」でしょう。

以上、私が理解したパットの「物理的」な説明でした。ご参考になれば幸いです。ちなみに私は現在ラウンドしてないのでこの理論が正しいかどうかを試すことが出来ませんが、今度涼しくなったらショートコースにでも行って「実際に入るかどうか」試して見たいと思ってます。うまく行けば良いけど・・・。



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