明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフの真髄・古閑美保プロ

2016-02-29 20:00:50 | スポーツ・ゴルフ
テレビで女子プロをゲストに迎え古閑美保がラウンド&トークを魅せる番組がある。土曜の朝10時からやっている「古閑美保のゴルフチャレンジアスリート」である。古閑美保プロは賞金女王を取った実績もあり勝負にこだわった名プレイヤーであるが、現役を退いているいま、さすがに飛距離はツアーの旬のプレイヤーと比べると飛ばない。が、見るところはそこではない。彼女のスイングは力を込めている「力感」がないにも関わらず、 . . . 本文を読む

モーツァルトのある日常 (1)ピアニストあれこれ

2016-02-28 20:00:18 | 芸術・読書・外国語
私は外に出かける時、いつもBOSEのノイズキャンセラー・ヘッドフォンをBlueToothで聴くようにしている。iPhoneと直接繋ぐと、スマホを操作する時コードが邪魔してうっかりiPhoneを落としたりするので、それを防ぐために切り離している。音質はやや落ちるとは思うが体感上無視してもいいレベルなので、安全性を優先した結果のリスニング・スタイルである。イヤホンは耳が痛くなるのと、持病の耳鳴りがもっ . . . 本文を読む

人間は、やりたい事をやるのが幸せ

2016-02-28 13:00:56 | 今日の話題
我々は好きこのんで生まれて来た訳ではないし、どんなに嫌でも死ぬ時は死ぬ。入り口も出口も自由にはならない。ならば何のために生まれてくるのか。答えは「自然現象」と言う他はない。歳を取るとこのようなショーもない事を考えるようななる。初めは餌を取るために必死で、外敵から身を守りながら転々と餌を求めて歩く、ストレスの溜まる生活が何万年も続いた。餌が潤沢で時間が余るようになり、ストレスから解放されて熟睡出来る . . . 本文を読む

守りに入っているクリントン、クルーズ、ルビオ

2016-02-25 20:00:57 | ニュース
前回書いたトランプ氏の革新性は、サンダース氏でより顕著になってクリントン氏を追い詰めている。私は大統領選を考える上で、この「守る立場・変えようとする立場」の対立は重要だと思うようになった。日本では高市大臣の発言が余りニュースにならなかったが、自民党の選挙基盤は「富裕層」である事がはっきり表に出て来た画期的な事例になった。憲法違反である。しかし反対すべき野党も富裕層の一員であるために、単なる政争の扱 . . . 本文を読む

斑らに剥げた金箔の顔に古仏の哀しみを見ろ

2016-02-23 20:00:02 | 歴史・旅行
日本の仏教文化は独特の発展を遂げてきたように見える。ローマのシスティナ礼拝堂に描かれたミケランジェロの天井画は、何年もの丹念な修復を受けて当初の輝きを取り戻した。ロンドン大英博物館のギリシャ神殿破風彫刻はアテナイのパルテノン神殿の柱上を飾っていた時、極彩色で鮮やかに彩られていたという。 人間は色彩を認識することが出来る、 だから彫刻や仏像に彩色を施すのはいわば自然のことである。奈良の法隆寺にあ . . . 本文を読む

いよいよ始まった金融崩壊

2016-02-23 12:00:36 | ニュース
日本とEUが金融政策で四苦八苦している中、アメリカの連銀は利上げが出来ずに万策尽きた感がある。リーマンショック以降のQEで復活したかに見える景気は日本のアベノミクスでミソをつけ完全に失敗した。そもそもアベノミクスは誤魔化政策だったのだ。何も具体的な景気回復策の無い中に公共投資を増大させて見せかけだけの株価上昇を演出した。「第三の矢」って、いったい何だったのか、誰も説明出来ない幻のアドバルーンであ . . . 本文を読む

歴史の転回点に立つ大統領選挙と日本の未来

2016-02-23 08:00:57 | ニュース
週刊文春のジャーナリズムはタブロイド並みのトピックを連発し、甘利元大臣に始まってSMAP・ベッキー・宮崎議員まで、ゴシップがまるで国家のそして国民の一大関心事かのようにテレビ・週刊誌・SNSが取り上げる騒ぎがあった。一ヶ月も過ぎようというのにまだ騒ぎは収まらない。思うに一連の報道姿勢が余りに日常的な範囲を逸脱していたために、着地点を見出せなくなって混乱・迷走しているように見える。スクープをとった記 . . . 本文を読む

戦後民主主義の中で見失ったもの

2016-02-22 20:00:34 | ニュース
昭和20年、それまで日本を席巻していた軍国主義が音を立てて瓦解した。天皇の敗戦放送に涙する人が多くいた中、やっと終わったと思う人もいたそうである。しかし一本の太い柱が倒れたのだ、人々の心はポッカリと穴が開いたままその日の生きる糧を得るために必死に駆けずり回っていくうちに、朝鮮動乱へと歴史の歯車は転回して空前の繁栄を敗戦国日本にもたらした。あれほど人々の人生のすべてを捧げた神国日本は、あっという間に . . . 本文を読む

コンピュータの今

2016-02-22 11:45:50 | 科学・デジタル
先日会社に書類を届けに行ったらたまたたバッタリとM君に出会って、顔を見た途端に早速新しいコンピュータを持ってきて「どうです?」とドヤ顔で私の反応を覗き込んできた、私は驚愕した。たった1年ほど病気で現場を離れていた間に、こんな姿になっていたのか、コンピュータよ! それは冷蔵庫に置いてある脱臭剤と見紛うばかりのプラスチックの小さな箱だった。持ってみると驚くほど軽い。いうならば昔懐かしいゲルマニウム . . . 本文を読む