2024年12月24日(火)雨 今年はホワイトクリスマスにならなかったね。
骨卒中
最近はテレビで盛んにCM・TVショッピングやってるのは、骨や関節に関するものだ。骨も昔の寿命にあわせて限界が来るのに、長生きすれば骨を何とかしないといけないのは当然の理屈になる。
関節が痛むのを我慢しながら生きるのは当たり前。後期高齢者になると何かの拍子に簡単に骨折したなんて話もよく聞く。つらいねぇ。
そんな中「骨卒中」という言葉を目にした。
横浜栄共済病院リハビリテーション科部長/整形外科特任 常田 剛 さんが
2017年、リハビリテーション医学会で、「鳥取大学の萩野教授から伺った覚えがあります。」と述べている。
どういうことか?
・・・「脳卒中ぐらいで」、「心筋梗塞ぐらいで」とは誰も言いません。それは、骨折が命に直接関わらない疾患と思われているからでしょう。そのため、萩野教授は高齢者の背骨や股の骨折(椎体骨折や大腿骨近位部骨折)については若者と異なり、突然そして重篤な障害をきたすため名前を変えよう、ということになり「骨卒中」と呼称する提案をされました。・・・
なるほど。
骨折のリスクとなる骨粗しょう症は全国で推定1590万人とされる。
特に高齢者が「足のつけ根の骨」や「背骨(主に「圧迫骨折」)」を骨折すると、活動度が著しく低下し、寝たきりや命を落とすことにもつながる。
自分の骨密度を知っておくことが大切らしい。
2019年の国民生活基礎調査の結果による要介護の原因は
認知症(17.6%)、脳卒中(16.1%)、フレイル(12.8%)
骨折・転倒(12.5%)となっている。
骨粗鬆症・骨折の予防の取組みはどうしても軽視されがちだという。