2021年8月28日(土)晴れのちくもり。8月も終わりに近づいてきた週末。新型コロナウイルスが若者、子供、乳幼児にも感染してきたから状況が変わってきている。
物理の事なんかまったくチンプンカンプンの私が「反物質」という言葉を耳にした。
宇宙が誕生した時、反物質が存在したはずだという。
大量の物質と反物質が同じ数だけ生まれたが、物質と反物質は出会うと対消滅して消えるはずだから、空っぽの宇宙になるはずだったというのだ。
ところが、実際には物質だけが残り、現在のような宇宙が形成され、地球上には多様な生物も存在している。
それはなぜか?ということを世界中の研究者が追及しているそうだ。
現在考えられていることは、初期の宇宙で物質と反物質のバランスが少しだけ崩れるという現象が起きたんじゃないか?ということだそうだ。
そのバランスの崩れは、対消滅して消えるはずだった反物質のたった10億分の1が物質に変わったために生じたという。
なぜそんなことが起きたのか?
研究者たちは、ニュートリノと呼ばれる素粒子に熱い視線を投げかけている。
これが謎を解く鍵だと考えているそうだ。
何だかとてつもなく難しいことのように思えたけど、宇宙誕生の時からバランスが鍵を握っていることに私は驚き感動したのです。
参考
数物連携宇宙研究機構の初代機構長 村山斉(むらやま ひとし)さんのTV出演時の内容から。