2022年10月3日(月)10月に入っています。もう10月か!
七十二候では水始涸(みずはじめてかるる)に入る。最近の稲刈りは早いけど昔はこれから稲の収穫に備える季節に入っていたようです。子供の頃の私の記憶では、10月下旬ころのような気がする。私の住んでいる地域ではもうとっくに稲刈りは終わっている。
生体恒常性(ホメオスタシス)
体を自律的に安定させるためのバランス機能をもつ「自律神経」。体の外からの外敵の侵入を防ぐ「免疫」。これらの自律的な働きを支える「ホルモン」。そしてこれらを総合的に調整する「脳」。
しかし、糖質の過剰などの体の不安定は脳にも影響を与え、アルツハイマーなどの引き金になる。
また、体が勝手に安定的に働いてくれていることに甘えて、暴飲暴食、夜更かし、スマホを見ながら寝る、などの不摂生は体のバランスを保とうとする働きを阻害する。
睡眠の質
昔から食べてきた日本食と体との関係は、生活態度と日の出・日没を自律的に感じ働く体内時計との関係と同じことが言える。
昔からの食べ物・リズム・運動を適度に守りながら生活をしている人は健康を維持できるのではないだろうか。
脳にも休息をしっかりと与えるために睡眠をしっかりととることが大切なようだ。メリハリのある生活態度が必要と言える。
現代病と言われる病気は、罹患すると治らない難病が多いが、予防はほぼ意外に簡単なこと、普通のことなのだ。食事内容や生活態度が脳のバランスをくずし、糖質のコントロールを邪魔し、認知症発症を誘発する可能性がある。
メラトニン(ホルモン)
脳内の松果体において生合成されるホルモン。明るい光によってメラトニンの分泌は抑制されるため、日中にはメラトニン分泌が低く、夜間に分泌量が十数倍に増加する。
このホルモンの働きで体内時計が働き体内の各器官が季節や昼夜のリズムをとりながら自律的な働きをしてくれる。
例えば、寝ながらのスマホいじりは、スマホの光により、このリズムを崩している。
参考