幼稚絵NJU

幼稚絵NJU(MONJU NO CHEST) ブログ

人間以外のものに畏怖、感謝するという事は

2022-07-20 09:50:11 | 日記
漫画の新刊を購買させるために無料で読んで下さい。
というのがあり、その中から「ゴールデンカムイ」を読みました。

「カムイ伝」白土三平
「シュマリ」手塚治虫

という漫画がすでにあるので読まなかったのですが

アイヌについての調べ方が半端ないと思ってびっくりしました。
なにが半端ないって、アイヌの人がアイヌ語で喋っているのです。
あっているのかは分からないけれど、多分適当な事を書いたら
アイヌ研究家から文句が入るだろうから正しいと思う。
カムイ伝といいながら白土三平先生のは、アイヌでは無いが
アイヌ民族と同じように差別された人々の話しを書いていた。
手塚先生の場合は、実は「ゴールデンカムイ」のような漫画にしたかった
と思う。ですが当時は出来なかったので、ストーリーを変えたと
製作秘話で読みました(勿論手塚先生はゴールデンカムイの存在は知らない)
話しが長くなるかもしれないので、漫画のちょっと意外なエピソードを添付します。


アイヌの少女アシリパの村で行われている風習?
寝つきの悪い子供が泣き疲れて寝るのに良い
みたいな説明がありました…
それに近い風習は各地であります。
←子供を驚かすような田舎の風習…
なまはげは、泣く子続出ですが大人達は微笑ましく見ている。
後継者問題を映画で観ましたが。
映画「泣く子はいねぇが」
仲野太賀主演

※仲野太賀くん、映画の冒頭 なまはげの祭りの夜
全裸で町を徘徊?し、テレビで生中継もされていたので
とんでもない事になる役をしています。


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人間は自然の生き物や植物、水によって生かされている。
それらに感謝するのだが
「自然の皆様に感謝」という概念は昔の人間には無いのか
「自然の代表である神々に感謝」という事で
人々は暮らしていた。
ゴールデンカムイにもあるのだが、野生動物が採れなくなると
神からの罰なのかもしれない⇄人間が神を怒らせるような事をした
⇄我々の責任⇄もうしてはいけない
という反省、掟が出来上がる。
それは考え方がスピチュアルだが、全くの間違いとは言えない。
畏れるものがあってこそ、考えを改める事が出来るという
それは古代からあった。

決して人間が制裁するのでは無い。


そして日頃そういうものに感謝の気持ちを忘れない。
それは謙虚で、見ていて嫌な気持ちなど感じない。

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これに大金が絡んだり、騙しがあったり
殺人や犯罪
政治家になりたいために、神を信じていないくせに
票集めをする
と、そこは邪悪なカルトに変化する。
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ミッドサマーの頁は倉庫にしまいました。
もう世間にカルトの禍々しい事実は、ある男によって
表面に現れたので。
しかしその教団は消滅しないだろうし、それと酷似している
いくつかのコミュニテイーも無くならないだろう。
私から見たら「お前らがサタンで、祈れば祈るほど貧乏、不幸に
したいんだろう」と思う…が
それでも、そこに吸い寄せられるように集まってしまう人がいる。
そして満足する人もいるのだ。
それは無くならない。
だが江川紹子さんみたいな人は必要なので
そういう人はがんばって欲しい。

そうしなければ、また不幸なはじけ方が起こるかもしれない。


ミッドサマーの監督ってゴールデンカムイを読んだんじゃないの?
という疑いを持ちました。だとしたらアイヌの人々に謝って欲しい。
(一見教義は似ていますが、重要な儀式に他人を巻き込むのは良くない)

追伸・ゴールデンカムイでのアイヌも人から人への制裁はありましたが、
私が見た感じでは問題にするようには思えなかった。
それ以上にとんでもない事はたくさんあるので…

追伸の追伸・映画のネタバレというのはやはり良くないので
これからそういうのは自粛し、今までのも最後まで書くという愚行の
記事があったら倉庫にしまおうと思います。ニュースでも見たので。


※加筆修正致しました。