昨夜私も観ました。
“誰も助けてくれなかった” 告白・ジャニーズと性加害問題 - クローズアップ現代 - NHK
かなり鮮明に覚えていたジャニー喜多川の性被害者。
何年も前の事でありながら、誇張せずつらそうに語っていて、観ているこちらの
気持も圧迫されているような息苦しさを感じたのは…私だけだろうか。
これは、性被害を受けていたという確証が今や
加害者が亡くなっているので難しいのだが
こんな事を告白したら被害者の人生にも大きな影響がある
ので私は本当だと思っている。
相手は、自分の夢の道を築いてくれるはずの権力を持つ人だ。
これが関係の無い人間だったらこの圧迫された苦しみは生じなかったろう。
「自分が汚れてしまった」と他の被害者も言っていた。
彼らが入る時に
「ジャニー喜多川の性のおもちゃになる事に文句を言いません」
という契約書にサインしたわけでは勿論無いだろう。
そしてなんとなくホモじゃないかという話しは聞いたことがある。
けれど
「僕は出来ません。変な事はいやです」
と言えばジャニーさんは普段すごく優しいし、僕には
「分かったよユーの気持ちを尊重するよ」
と言ってくれる。
社長だもの。
話せば分かってくれるはず
と思っていたのかもしれない。
そして
そんな甘い気持ちは無残にも粉々にされたと思います。
自分は、うまく回避出来ると思ったら
思いのほか抵抗が何故か出来ずに他人に自分は征服された。
そのショックが実は大きいのではないかと思います。
例えば人に暴力を振るわれた時に
それが見も知らぬ他人だったら
信頼していた人だったら
嫌いな人だったら
身内だったら
で、次にどういう感情や行動になるか違うはずだ。
だからそんなおやじなんか突き飛ばして逃げれば良いと言うのは
通りがかりの人間の想像力にすぎない。
「お爺さんよりお前らの方が元気いっぱいだからおかしいよ
やっても良いと思ったんだろう?」
という意見を今しがたツイッターで読みました。
「いや、みんなが尊敬している偉い人で
言う事をいつも きかなきゃいけない社長で
逆に怪我させたら自分はどうなっちゃうの?」
もしかしてそう思い悩む子もいたと思いますよ。
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ところで
私が社長のおもちゃにされた年、数日悩み
産婦人科に行きました。
看護師さんに会社でされた事を相談しました。
そして産婦人科の医師と対面したら、
社長と同じくらいの年齢の男性でした。
私は、分かってくれないと直感で思いました。
けれど
看護師さんに言った事を手短に言い診察してもらいました。
他にも、循環器の病気に突然その頃なりました。
その病院に毎月通って薬をもらう事になりました。
そういう事を社長に言っても真面目には受け取りませんでした。
しかもその頃仕事も次から次へと入って
他の行動をしてる暇があまり無く、考える力も
ふたつの事で奪われていく気がしました。
こうして後の祭りで、このような目にあったものは一生
身体を征服された屈辱感と自責にさいなまれなければならないのですよ。
一方、政略をする側は一層自信を持ち
俺は凄い人間だった。
と思い満足して終わるのでしょう。
ジャニー喜多川も
満足な人生だったでしょう。
そしてそういう人間はまだ世の中に生息しているのです。
⇩noteからの添付です。
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⁕ジュリー喜多川が辞めてイノッチが後を引き継ぐという
話しを知って書きましたが、本当にそうなるかは分かりません。