歌うことにはコンプレックスがあってそれは小学校時代のトラウマ(学芸会の合唱リハーサルで、音楽の先生から「遠藤君は本番のときは声を出さなくていいから。口だけパクパクしてなさい」と言われた(笑)。それほど大声で外れていたんだね(笑))からなんだけど、音楽を聴くことは好きだ。それでも十代のころは音楽から遠ざかっていて当時おなじ世代の仲間が夢中になっていたローリングストーンズやキッスといったロックには馴染んでこなかった。
だから左のブックマークに紹介しているDays of Pieriaさんの日記のように来日したストーンズのライブでノリノリになれる感性は正直うらやましく眩しく見える。 前振りが長くなってしまったのだけれども、今日の朝日新聞朝刊の文化総合面でストーンズ来日の様子を伝えている中に次のコメントがあったのでアップした次第。
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ただ、キースに音楽を「創造」している感覚はない。
「おれはアンテナ。座ってギターに触っていると、『これからおれは曲を書くことになるな』ということが分かる。おれが創り出しているんじゃなくて、受け取ったものを中継しているだけなんだよ」
でも、その「中継」自体が、なぜあなたにできて、ほかの人にはできない?
「だって、あんたのしている仕事は、おれにはできないじゃないか。おなじ事だよ」
(この節、新聞記事より)
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キースは自分が“中継器”であることを理解しているように思える。そして一人ひとりの役割が違うこと、そしてすべての人が同じ能力を持つ必要もないことを簡潔な答えの中で示している。ぼくは芸術家というのはぼくらの魂の奥に眠って表に向かって表現したくてもうまく出来ないものを簡明に表出してくれる人と捉えているのだけれども、難しい霊的真理を簡潔な言葉で表現できるキースはやはり芸術家なのだなぁと思った。ぼくはストーンズのことをほとんど知らないしロックはやかましいなぁと思う時代遅れの人間の部類かもしれないけれども、キースの言っていることは魂的に深いことではないかと思う。
以下は『霊訓』(W・Sモーゼス著、近藤千雄訳、心の道場、平成11年発行)より抜粋。
「昨夜の雰囲気は音楽には良くなかった。あなたはまだ良い音楽の出る条件をご存じない。霊界の音楽を聴くまでは音のもつ本当の美しさは分からないであろう。音楽も地上の賢人が考えるより遥かに、われわれがよく口にする霊的条件の影響を受けているものである。
地上なりに最高の音楽を出すためにも霊的要素がうまく調和しないといけない。調和した時にはじめてインスピレーションが閃く。スピーア少年が師匠の指導を受けていた部屋は雰囲気が乱れていた。それで成果は良くなかったと言ったのである。
音楽家も演説家と同じである。演説家の口から音楽が出るに先立って聴衆との霊的調和が出来ていないといけない。それは演説家は直感的に感じ取るのであるが、往々にしてその繋がりが出来ていなくてインスピレーションが演説家と聴衆との間の磁気的連鎖網を伝わらないために言葉が死んでしまって、まるで訴える力を持っていないことに気付いていない。最高の成果が得られるのは音楽家なり演説家なりが背後霊団に囲まれて、本人の思念または本人に送られてくる思念がその影響で純化され、調和し、霊性を賦与された時である。」
この霊的通信(自動書記:自分の腕が自分の意思とはまったく別に勝手に文字を書き出していく。“お筆先”とも呼ばれる)には二人の世界的作曲家ベートーベンとメンデルスゾーンの生前そのままのサインがされている。つまりこの文章はあの世にいるベートーベンとメンデルスゾーンからのものであるということ。
だから左のブックマークに紹介しているDays of Pieriaさんの日記のように来日したストーンズのライブでノリノリになれる感性は正直うらやましく眩しく見える。 前振りが長くなってしまったのだけれども、今日の朝日新聞朝刊の文化総合面でストーンズ来日の様子を伝えている中に次のコメントがあったのでアップした次第。
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ただ、キースに音楽を「創造」している感覚はない。
「おれはアンテナ。座ってギターに触っていると、『これからおれは曲を書くことになるな』ということが分かる。おれが創り出しているんじゃなくて、受け取ったものを中継しているだけなんだよ」
でも、その「中継」自体が、なぜあなたにできて、ほかの人にはできない?
「だって、あんたのしている仕事は、おれにはできないじゃないか。おなじ事だよ」
(この節、新聞記事より)
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キースは自分が“中継器”であることを理解しているように思える。そして一人ひとりの役割が違うこと、そしてすべての人が同じ能力を持つ必要もないことを簡潔な答えの中で示している。ぼくは芸術家というのはぼくらの魂の奥に眠って表に向かって表現したくてもうまく出来ないものを簡明に表出してくれる人と捉えているのだけれども、難しい霊的真理を簡潔な言葉で表現できるキースはやはり芸術家なのだなぁと思った。ぼくはストーンズのことをほとんど知らないしロックはやかましいなぁと思う時代遅れの人間の部類かもしれないけれども、キースの言っていることは魂的に深いことではないかと思う。
以下は『霊訓』(W・Sモーゼス著、近藤千雄訳、心の道場、平成11年発行)より抜粋。
「昨夜の雰囲気は音楽には良くなかった。あなたはまだ良い音楽の出る条件をご存じない。霊界の音楽を聴くまでは音のもつ本当の美しさは分からないであろう。音楽も地上の賢人が考えるより遥かに、われわれがよく口にする霊的条件の影響を受けているものである。
地上なりに最高の音楽を出すためにも霊的要素がうまく調和しないといけない。調和した時にはじめてインスピレーションが閃く。スピーア少年が師匠の指導を受けていた部屋は雰囲気が乱れていた。それで成果は良くなかったと言ったのである。
音楽家も演説家と同じである。演説家の口から音楽が出るに先立って聴衆との霊的調和が出来ていないといけない。それは演説家は直感的に感じ取るのであるが、往々にしてその繋がりが出来ていなくてインスピレーションが演説家と聴衆との間の磁気的連鎖網を伝わらないために言葉が死んでしまって、まるで訴える力を持っていないことに気付いていない。最高の成果が得られるのは音楽家なり演説家なりが背後霊団に囲まれて、本人の思念または本人に送られてくる思念がその影響で純化され、調和し、霊性を賦与された時である。」
この霊的通信(自動書記:自分の腕が自分の意思とはまったく別に勝手に文字を書き出していく。“お筆先”とも呼ばれる)には二人の世界的作曲家ベートーベンとメンデルスゾーンの生前そのままのサインがされている。つまりこの文章はあの世にいるベートーベンとメンデルスゾーンからのものであるということ。
キースは昔からシャイで口数は多くないのですが、ずんと「腹」にひびくような数少ない発言をします。いわゆる腹で真理とつながっている人、「ガットフィーリング」の人だと私は思っています。そしてミック・ジャガーという最高のショーマンと組んでいるということがストーズの奇跡だと感じます。(ちなみにミックは獅子座でキースは射手座だと思った。火&パッションのコンビですね) 今のキースの存在感はそれを語っています。そこにいるだけでカッコイイですよ
レノン&マッカートニーというコンビが既に現世で存在しないため、本当に貴重です。ちなみにこちらは確か双子座と天秤座の風&マインドのコンビだったですね。ビートルズの時代は、マインドの大切さがまず世界に通じた時代だったのだかなぁ?
…語ってしまって、すみませんでした^^;
是非取り組んでくださいませ!
それにしても私の書き込み、急いで書いたせいか間違いやくどい言い回しが多くて恥ずかしいです。。
とりあえずストーズ→ストーンズということで!