『白隠禅師 健康法と逸話』(直木公彦、日本教文社)を読んでいる。寺山心一翁先生の「意識の超越理論」講座の受付で買い求めた。半分ほど読んだが素晴らしい。寺山先生が推すのも頷ける。
病気を治す方法として「内観の秘法」「軟その法」「丹田呼吸法」が挙げられているんだけど、そのうちの内観の秘法の中から参考になりそうな文章を挙げてみる。
「神経症や高血圧その他の難病のような慢性の長い療養生活には、精神の持ち方が大切なのは言うまでもありません。身心は一如でありますから、心が千々に思いみだれ、悶え苦しみ、恐れ悲しんで毎日を送ったり、精神が散漫になり、症状の変化につれてたえず動揺を続けているならば、肉体の生理活動も乱れ回復を阻害し、治るべき病気も治らなくなります。
これに反して、たとえ、この身は病みながらも、心は平和に落ち着き、回復を信じ、安心して、療養生活を送ることができましたならばまたなんと有意義な楽しい生活ではないでしょうか。このほうが肉体の病気をも快方へ進む速度を増すことにもなるものであります」
以下、興味深い話が続いていく。末期ガンを自ら治した寺山先生が勧められる本なのできっと参考になると思う。
病気を治す方法として「内観の秘法」「軟その法」「丹田呼吸法」が挙げられているんだけど、そのうちの内観の秘法の中から参考になりそうな文章を挙げてみる。
「神経症や高血圧その他の難病のような慢性の長い療養生活には、精神の持ち方が大切なのは言うまでもありません。身心は一如でありますから、心が千々に思いみだれ、悶え苦しみ、恐れ悲しんで毎日を送ったり、精神が散漫になり、症状の変化につれてたえず動揺を続けているならば、肉体の生理活動も乱れ回復を阻害し、治るべき病気も治らなくなります。
これに反して、たとえ、この身は病みながらも、心は平和に落ち着き、回復を信じ、安心して、療養生活を送ることができましたならばまたなんと有意義な楽しい生活ではないでしょうか。このほうが肉体の病気をも快方へ進む速度を増すことにもなるものであります」
以下、興味深い話が続いていく。末期ガンを自ら治した寺山先生が勧められる本なのできっと参考になると思う。