このたび、アナスタシアの語る世界について自分以外の方の意見や思いをぜひ聞いてみたいと思い、ご縁のありましたアグレアブルミュゼの妙香さんのご協力で、下記の通り初回の読者の集いを開催したいと思います。あくまで個人的な集まりでありますが、もしご興味がおありの方がいらっしゃいましたらどうぞお越しくださいませ。語り合いましょう。たくさんの方のご参加をお待ちしております。
【日時】2016年2月25日(木)13:00~16:00
【場所】アグレアブル・ミュゼ
東京都国分寺市光町1-42-8 (国立駅北口より徒歩3分)
TEL 042-577-7353
【費用】2,000円+one drink order(会費2,000円と飲み物を一つご注文ください)
【申し込み】soutetsu@me.comの聡哲までメールまたは03-5701-0771の聡哲鍼灸院までお電話ください。
【備考】2016.2.2時点で4名くらい参加の予定になっています。
『アナスタシア』(ウラジーミル・メグレ著、水木綾子訳、岩砂晶子監修、ナチュラルスピリット発行、2012年)という書籍があります。世界ですでに25カ国語に訳され、シリーズ累計1100万部を突破している書籍です。ジャンルとしてはスピリチュアル系の書籍ですが、現実世界への影響力がとても大きく、すでにロシア連邦のある国ではアナスタシアという女性主人公の提言する「国はすべての国民のカップルに100m四方の土地を無償で与えること」という施策が国会に諮問されていたり(「自給自足したい国民に無料で土地を供与・ロシア」)と、他に類を見ない書籍です。
僕は2年ほど前から読み始め、特に1巻『アナスタシア』の「種はお医者さま」という文章に出会ってとても感銘を受け、このブログにも書きました。(→アナスタシア)。その後、現在まで邦訳されている5巻までを読んできて、よりいっそうアナスタシアの語る世界に引き込まれてきています。
昨年の11月末には国立のアグレアブルミュゼというところで開かれた「― 裡なるアナスタシアと静寂の時 ―」というイベントに行き、今月17日には「木村秋則&アナスタシア講演会」にも行ってきました。講演会には木村さんの知名度もあると思いますが650人ほどの方が集まったようでした。
書籍『アナスタシア』シリーズでは植物と人間の関係から始まり、天体、動物、教育、子育て、宇宙人、UFO,食べ物、この世の創造のこと、神と人間の関係などなど、多方面に話題が広がり興味が尽きません。また、そのためどんな方にも必ずなにがしかの影響を与えるものになっています。
私ごとですが自分は20代のころ、自然保護運動をしていました。自然観察会などのスタッフとして動いていたりしましたが、思想的には「環境を悪くしても、自然を壊しても良いと考える利己主義の金の亡者がいる。そういう連中をたださないとこの世は良くならない」と思い上がっておりました。しかしそのような他者糾弾型の運動が実るはずもなく、いつしか自分の情熱も冷めてしまい僕は治療の世界に転身しました。
そしてこの14年、びわの葉温灸を始めとして自然療法やアロマテラピーなどでがんの治療をしてきて思ったのは「がんは体内環境の悪化であり、まずは解毒、排毒が最初に大事なことである」ということです。体内に毒素が溜まる最大の原因は心・意識だと思いますが、私たちの身の回りの環境汚染の影響も大きいと思います。ですので自分の身体の病を治すのにはまずは自分という個体の解毒、浄化なのですが、それだけでは足りず、私たちの周りの環境の解毒、浄化もたいへん重要だということになります。
アナスタシアは先述の「種はお医者さま」という文章の中で、私たちが身の回りの植物たちとリンクして生活していけば、植物たちが私たちの体をあらゆる病気から守ってくれるオーダーメイドの薬を作ってくれる、と解き明かしています。さらに私たちが自分所有の土地を持ち、そこに愛情を注ぎ、子孫のために森や畑、住まいを作り上げていくことが、この汚れてしまった地球を癒し回復していける道だと明示しています。
なんら具体案の描けなかったかつての私の自然回帰願望は、アナスタシアにより具体的な方向、方法を示されたことで再燃しはじめたのです。