植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

スマトラ沖大地震など天変地異の象徴するもの 

2004年12月27日 20時01分51秒 | 波動(意識、想念、感情、医療等)
 26日、スマトラ沖地震で多数の死者が各国で出た。今年は自然災害が多い年というコメントが報道番組中でもあった。オリンピックがある年は大災害が多いという事実があるそうだ。

 故・関英男氏が著書上でも述べていたが、スポーツを楽しむという本来の目的が変容し、メダル獲得数を競うものとなり、そこから生まれる「他国が失敗すれば良い、自分達の民族、国家の方が上だ」という集団の低級な想念が、地殻変動などの天変地異を起こす要因になっているという。

 少し考えると「そんなばかな・・・」と一笑に付されがちな推論だが私は的外れではないと思っている。私たち人間はこの惑星の「創造力」というエネルギーの具現化したものだ。私達の想念だけでこの惑星を滅ぼすこともできる。

 私たちが集団で考え、行動することは私達人間界以下の王国(動物王国、植物王国、鉱物王国)に多大な影響を及ぼすものであり、我々はそのことをもっと早く、深く、正しく気づく必要がある。

 現象界(この世)で起こっていることは何事かを意味するもの=象徴と捉えて解釈することが霊的な成長につながっていく。どうしてこんな災難、災害に遭ったのか・・・?なぜ自分は癌になったのか、なぜ今この時に・・・?

 考え、思索し、自分の生命エネルギーがどのような状態だったのかを省みて考察する。このことが自分の癒しとなり病気の治癒に繋がってゆく・・・

 スマトラ沖地震は人災である。環太平洋諸国の間では比較的整備されつつある地震情報ネットワークが環インド洋諸国の間にはまだ無かった。既にこの世にある情報や食糧などの物資を不足している地域に分かち合い、互いに過酷な現世をいたわりあって過ごし、無事神性を発揮させてあの世へ帰還することが私達魂の今生での課題である。

 そう考えれば日本などの資力を持ち情報を持つ国がそれを他国にシェアする義務を怠った結果とも言えるのだ。他国の惨状ではない。私や貴方の怠慢とも言える。

 これは「私は貴方であり貴方は私である」という「他者(他の霊・この世に学びに来ている私の分身)を救うことが己を救うこと」と理解できるまで霊性が向上すれば当然行うことができるものなのだが、まだここに至っていないことを示すものだ。

 物事を象徴的に観るための参考資料の一つとして『7つのチャクラ』(キャロライン・メイス、サンマーク出版)を挙げておこう。
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“分かち合い”がキーワード

2004年12月19日 19時55分34秒 | 波動(意識、想念、感情、医療等)
 「食糧や原料やエネルギー源が速やかに流れ、全人類に平等に分配されるとき、世界は健康になる。そのいずれかがどこかの時点でせき止められると炎症を起こし病気になる。それが世界の病の根源的な原因だ。

 この惑星の三分の一が食糧、原料、エネルギー源の大部分を乱用・乱費しているのに、三分の二が何も持たないという事実が原因だ。この不均衡が病める世界を作り出している。だから緊張と暴力があるのだ。

 どの治療者も人の病は我々のエーテルの覆い、すなわちエーテル体に障害があり均衡が破られると起こるものであることを知っている。エネルギーの自在な流れがどこかで妨げられると欠乏や炎症を起こし、やがて肉体に何らかの病気となって現れる。

全体としての惑星としての体も同じことである。天然資源の正しい流れと正しい分配が惑星上の健康と福利に最も欠くことのできないものである。戦争はこの法を守らない結果である。」(『世界大師(マイトレーヤ)と覚者方の降臨』より)

 己の利得ばかりを図っているように思える“経済”という言葉には前から嫌悪感を持っていた。どんなに経済を勉強してもこの惑星全体が良くならないではないか、と憤っていた。動物達や植物達と命、スペースを分かち合うということはできないのだろうかと。

 今日、上の一文に触れたことで私が自然保護の活動から離れて治療の道を歩んでいることが私にとってはこの惑星の癒し方を学んでいるのだと気づいた。私は治療を通してこの惑星環境の治し方を理解した。大丈夫、この惑星は再生できる。例え温暖化、環境汚染が深刻に思えようとも。そう確信する。

 この惑星は人が肉体、エーテル体(幽体とも)、霊体を持っていると同じように物質的な肉体(いわゆる“地球”と呼ばれているもの)、地球エーテル体、地球霊体から成っている。

 私たち人間は地球という生命の「創造力」の表現体だ。私たちの想念、意思の力(=意念)は実はそら恐ろしい力を持っている。

 私達がお互いが一つであることを認識し、他者(人間のみならず動物、植物、鉱物も含んで)を助けることが自分を助けることになるということを心底理解し、行動したときこの星のエーテル体は健康に向かい始めるだろう。

 私達のエーテル体はこの星のエーテル体から成っている。この星の意念の塊が私たち人間なのだ。だから私たち人間がより神性を発揮して魂を向上していけば地球は浄化されてゆく。既に1960年からこの星が浄化を始めたとの情報もある。

 原子力技術を捨て去ること、自分に本当に必要なもの以外は持たないことなど先進国の人間には既得権を手放すことになるので、痛みを覚える人もいるだろう。しかし忘れてはいけない。私たちは魂の向上のために一時的にこの世に現れているに過ぎないことを。

 私達が自然のディーヴァ(精霊)達とコミュニケーションが取れた時、現代科学では考えられないことが起きることはフィンドホーンでの事実より明らかだ。詳しくは『大地の天使たち』(ドロシー・マクリーン著、日本教文社)、『フィンドホーンの花』(アイリーン・キャディ著、日本教文社)を参照して欲しい。
 私たち人間はディーヴァと共に動物界、植物界、鉱物界の幸福に寄与するために存在しているのだ。

 下北半島の風仮さんのように自然の精霊とコミュニケーションをとって、治療という行為を通して人々に見えない世界の実在を知らしめている人もいるのだ。それは現実に起きているのである。

 人が自分の持っている能力、感情、知性、資力をフルに使ってそれを他者のために“分かち合う”ことができれば、利他愛を実践できれば、己の体も癒せるしこの惑星も癒せるのだろう。愛情から生まれる“分かち合い”という行為、思い、言葉がキーワードだ。

 私たち人間が宇宙でどういう存在なのか、その意味や存在理由を人は霊的に学ぶべきだと思う。その通信で言ってくることの真偽は私たちの直観で判断することしかないが、私の学んできたことはいまや一本の道になりつつある。
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マクロビ、穀菜食、手当の参考書

2004年12月18日 19時48分04秒 | 食養生、マクロビ、玄米菜食、スローフード
 『一慧の穀菜食BOOK・手当て法』(大森一慧著、宇宙法則研究会・一慧のクッキング発行)という良書を入手した。生姜湿布、里芋パスタなどの手当て法の鮮明な写真と詳細な解説、さらに穀物食の献立と調理方法などが豊富な写真と共に解説されている。

 すべての自己治療を目指す患者さんに参考になる本だと思う。Y庵のK先生から薦められた。『からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て』(大森一慧著、ソレイユ出版)という既に持っている本を理論編として、2冊で活用すると良いと。

 BOOKの購入希望の方は「一慧のクッキング」インフォメーション(電話03-3220-9796、10時~18時、月休)へ。

 玄米菜食、自然療法については成城学園の東城百合子先生のところで学んだが、来年はマクロビオティックと手当て法を学ぼう。現場での経験を深めながら背後の霊的なことを洞察してゆければと思う。
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ベンジャミン・クレームの著書

2004年12月15日 19時45分25秒 | 癌・病気の意味
『世界大師と覚者方の降臨』(ベンジャミン・クレーム著、シェア・ジャパン出版)を読んでいる。天啓話の一つだろうと思って他に十冊ほど借りた近くの図書館の本である。これがなかなかである。以前の私なら「何を馬鹿なことを・・・」と思って読みもしなかっただろうが霊的なことを少しは学んだ今では多くのことが腑に落ちる。

 「我々はこの惑星の命の全体と、人類の仲間と、動物・植物・鉱物界と、一体になることができるということを示さねばならないのです。

 この地球を搾取することをやめ、その資源の悪用をやめねばなりません。動・植物界の搾取やそれらの生命の悪用をやめ、一つの世界、一つの人類、一つの命であることを示さねばならない。これが人間の運命です。」

 「人間の役割は、動・植・鉱物界、その霊的エネルギーの伝道者として働くことであり、そうすることによって、神の共働者となるのです。これが人間の真の約束です。」

 人が多すぎる。自然の豊かな環境を守りたい。人間だけ豊かになって他の生き物が悲しんでいてそれであなたは幸せか?あなた一人が幸せになってもいても世の中が不幸になっていくことがあなたはそんなに嬉しいか?肉を食べ、酒を飲み、欲望のために大地を裂いて宝石を探し出す・・・なんと愚かな。この本にはそのような私の精神的背景と同じことが書かれている。「そう、そう、そうなんだよ!」と思うフレーズが出てくる。

 救世主が既に降臨しているという話の真偽のほどは私には分からない。だが私達一人ひとりの想念が巨大と思えるこの惑星自体の命運を左右するということを私は信じ始めている。私達は自分で思うほど小さな存在ではないのだ。それを皆さんも銘記して欲しい。
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みつろうキャンドル

2004年12月14日 19時41分46秒 | 自然療法・手当て法(ビワの葉温灸)
 ビワの葉温灸には“みつろうキャンドル”を使っている。これまで使用したみつろう以外のものは具合の良いものが全くなかった。太いろうそくほど良いだろうと買ったものは時間と共に炎だけが沈んで行き、もぐさ棒を水平にしてくべることができなくなった。細いろうそくはそばから蝋が溶け漏れていき効率が悪かった。

 そんな時風仮さんのHPでみつろうキャンドルについて触れていたので、“みつろう”のキーワードでネット検索したところフェイロニアンみつろうキャンドルが出てきた。

 このみつろうキャンドルの効能として「太古の人々が尊んだみつろうの根源的要素(マイナスイオン、波動、蜜が醸し出す甘い天然のアロマ)をそのまま再現した希少なロウソクであり、これを灯すと室内のほこり、悪臭、花粉、ウイルス、有害物質なども除去される」とあった。

 治療院では毎日のようにお灸、ビワの葉温灸をしているので治療室内にはいつももぐさの匂いが立ち込めている。良い香りだが度を越すと辛いものがある。霊的治療の場として室内を清浄にし空間の波動を上げるために御香を使ってきたがかえって香りを加えるようで一考を要していた。だから願ったり叶ったりであった。

 清冽に一筋の金色の輝きを見ていると心が和む。本当に自分に価値あるもののみを残して清貧な生活を送りたい。
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清貧の勧め

2004年12月13日 19時38分53秒 | 個人的体験・雑感
 昨日はスピリチュアリズムの読書会に行ってきた。新会員の方が「霊的真理の普及が遅すぎる、世の中は急速に破滅的状況になりつつあり危惧している」との発言をされていた。
 これに対し「霊的真理の普及は一歩一歩。安心して着実に私達は歩んでいけばよい」と指導された。

 確かに私の周りにも霊的なことに理解を示す人はどんどん増えている実感がある。普通の場で死後の世界の話題を取り上げてもそう顕著な反発もない。ニューエイジや江原啓之氏の影響も大きいだろう。アクエリアス(水瓶座)の時代に入り、物質中心主義の世界から精神世界へのシフトが根底に起きているから当然とも思う。

 しかし、である。風仮さんが彼女のHPで明らかにしているように闇の力の版図の拡大も激しいと思う。それはイラク戦争、日本国内における陰惨な事件などで私達は実感していると思う。

 私達日本に住む人は今後の世界(=魂の向上を人生の目的とする世界)を生きていくためには現在手元にある財産を貧しい他の国々にシェア、分かち合いをする必要がある。もしそれができなければ天変地異などの震災により災難を被って強制的に失わされるかである。そうして分不相応の所持品を手放してこそ、これからの地球市民となりえると思う。

 私達は宮沢賢治が<アメニモマケズ>の中で言っている「一日に味噌と少しの野菜を食べ・・・」というような最低限の物質生活を送りたいものだ。まずは隗より始めよの故事のとおり、その理想から程遠い自分の生活をこれから徐々にそう近づけてゆきたい。
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日の出のオーラ

2004年12月10日 19時34分26秒 | 波動(意識、想念、感情、医療等)
 毎朝日の出を見ている。もちろん天候によってはそれを拝めない日もある。しかし確かに感じるのだが日の出をきちんと拝んだ日には体に活力がある。

 『高次元科学』の著者である故・関英男先生は日の出の太陽からは直接太陽の生命エネルギーのオーラを受けることができるそうで、これを100日浴びると様々な能力が開花してゆくとのことだ。

 癌を治した寺山心一翁さんも毎日日の出を拝んでいたところ、ある時クンダリーニの上昇エネルギーを感じてその後から人のオーラが見えるようになったと言っている。

 私が日の出を拝むのは能力開花というより、今の仕事にふさわしいまで心の浄化が為されていないと自分で感じているので、もっぱら日の出を見ることで心を清冽にし、「洗心」を心がけようと誓うためである。

 人間の他者の評価の中に生きるのではなく、日々、刻々と試される審判の時に正しく心を使って行きたい。
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里芋パスタ

2004年12月09日 19時32分27秒 | 自然療法・手当て法(ビワの葉温灸)
 生姜湿布+里芋パスタの手当てを患者さん達にすることをお薦めしている。特に手術をしない選択をした乳癌の方には必須の手当て法だと思う。

 今まではビワの葉温灸を主に薦めていたがビワの葉温灸は癌細胞自体を壊すが、壊したそれを体外に排出する積極的手当ても併用すべきだと痛感した。生姜湿布で患部を温め、里芋の吸着力でいわば癌を吸い出すということだ。

 だんだん鍼灸よりも自然療法の手当てが治療法に占める割合が多くなってきた。来年からはホメオパシーも学ぶつもりだ。ホメオパシーは物体の持つ波長(波動)を利用したもので、ごく微量の成分で現代医学的には考えられない効果を示す一種のエネルギー療法である。

 この知識はきっと私が肉体を離れて(死んで)向こうに行ってからも大いに役立つと思っている。向こうの世界(本来の世界)で魂の向上をさらに目指して、いずれは高級霊のような物質創造の仕事をしてみたい。たとえそれが何億年先でもいい、自分の創造性により新たに作り出した物質や生命により、この宇宙をより豊かにしていきたいと思う。

 人は死なない。永遠に仕事がある。なんて楽しい未来だろう。創造主に感謝。
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膵臓癌が治った方

2004年12月08日 19時30分21秒 | 食養生、マクロビ、玄米菜食、スローフード
 膵臓癌が治った方からメールが届いた。今年の6月に来院された際にご自宅近くの治療院を紹介して差し上げたところ、その後その治療院の先生の勧める玄米菜食で、肉、魚、砂糖をまったく断った食生活を半年続けたところ回復されたとのことです。

 以下にその方から頂いたメールを掲載します。皆様の参考になれば幸いです。

 先生へ
 私は、今年の6/12に妻と共に聡哲先生の所にお邪魔し、治療をして頂いたKというものです。その節は、大変お世話になりました。

 私は、今年のはじめに病院で膵臓癌と診断され、膵臓も含め回りの臓器もごっそり摘出するという病院側の処方にどうしても納得できず、先生にビワの葉をお教え頂こうと門を叩きました。

 ビワの葉自体は、私の意志の弱さから継続出来ませんでしたが、先生から、私の自宅のそばにある「養生庵」をご紹介され、早々に訪れてみました。そこで養生庵の先生に、玄米菜食や各種のお手当を教わりました。

 それから半年あまり、玄米菜食を徹底的に実施しました。他者からの治療に受け身にならず、自分を変えることが大切だと教わり、それを実施するのが玄米菜食に他ならないと信じて続けました。

 もちろん時には、膵臓癌という大病を食事の変化だけで治せるのか不安を感じるときもありましたが、それでもどうにか続けることができました。

 この11月末に、再度ダイナミックCTスキャンを横浜市大病院にて受診し、以下のような診断を頂きました。

「膵臓の影は不明瞭化し、ほとんど塊としての影は見られなくなっています。この状態ですと、手術しようにもできない。 どこを摘出して良いかわからない状態です。今までKさんが実施されてきた加療を、継続することをお勧めします。」

 妻も大変喜んでおります。私は、食べるものさえ我慢すれば良いのですが、肉も魚も、そして砂糖も使用せずの料理で、妻に一番苦労を掛けました。膵臓癌を妻に治してもらったと思っております。

 そして、この治療に導いて下さった先生にも大変感謝しております。長くなってしまいましたが、その御礼が申し上げたくてメールいたしました。これからも気を抜かずに、良い食事を続けていこうと思っております。本当にありがとうございました。
                           草々
 私こそKさんに感謝を申し上げたい。実際に癌を自分で治せるということを身をもって証明してくれたから。また一人、ご自分で癌を治した方が増えました。是非皆さんもKさんに続いて欲しいと思います。Kさん、本当に有難う。 

 参考までに彼のサイトです。6月12日分の日記には当院に対するコメントも書かれています。
 思索の散歩道(膵臓癌を告知され)
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病気の治し方

2004年12月01日 19時24分22秒 | 波動(意識、想念、感情、医療等)
 ご無沙汰しておりました。日記を再開します。

 嬉しい本に出会った。私の考えていたことをほぼ網羅していた。『高次元科学2』(関英男著、中央アート出版社)という本である。その中の「病気の責任は自分にある」という一節を書き出してみる。10月22日に書いた「除癌と浄癌、除霊と浄霊」も併せて読み返していただきたい。

 「病気というものは、いつも突然襲ってくる人生最大の不幸のように思われています。何の罪もない人を不幸のどん底に落とし込むとんでもない悪者でもあると多くの人が考えています。

 しかし、私はその考え方に異議を唱えたいと思います。つまり、今まで何度も言ってきましたが、病気は神様からのシグナルであり、決して忌み嫌うものではないということを強く訴えたいのです。

 今まで私が説明してきたことをもう少し違った形で説明していきましょう。神様という言葉を出さずに(神様という言葉を宗教的だ、非科学的だと嫌う人が結構います)、病気は自分自身が作り出しているもので自分以外の誰のせいでもないということを、はっきりさせたいと思います。

 すべての物質はそれぞれ固有の波動を発しています。そのことは、すべての素粒子は振動していることから現代科学的にも認められていることです。そのすべての物質が持つ固有の波動は広い宇宙へと向けられ、宇宙に存在する無数の波動のうち周波数の同じものと共鳴します。

 例えば、自分自身が人を憎む波動を発したとしましょう。すると、その波動は宇宙に存在する憎しみの波動と共鳴し、その人の中にどんどん取り込まれるようになるのです。例えばテレビの受像機を考えてみてください。

 1にチャンネルを合わせたとき、テレビの受像機は1チャンネルの周波数をわずかですが発信します。そうすると、私たちの周りを飛び交っている電波のうちの1チャンネルのものと共鳴をし、受像機に受信されるのです。

 私たちが発する波動は電波とは少々違いますが、仕組みは同じです。憎しみの波動を発していると、常に憎しみの波動にチャンネルを合わせているということですから、自分も憎まれているという状態が続きます。

 憎しみの波動は、その人の本来持っている健康な波動を歪めることになります。そして結局、病気という現象が体に現れるのです。

 こういった形で病気になるとしたら、どこに病気の原因はあるのでしょうか。決して神様がその人を病気にしたわけではありません。誰か他人が病気を運んできたわけではありません。結局、自分が発した波動がそのまま返ってきているだけなのです。

 ですから、逆に常に喜びの波動を発している人は、いつも喜びの波動をもらっていることになります。喜びの波動は、その人の本来の波動をますます調和のとれたものに変えていきます。より健康に、より幸せに導く波動に変わっていくのです。

 どうでしょうか。こういった言い方だと、より多くの人にわかりやすいかもしれません。つまり、こういった宇宙の仕組みを宇宙創造の神様は作り出し、それを現場でコントロールしているのが取次ぎの神様であり、守護神、守護霊、指導霊と考えれば、これまで言ってきたことが分かりやすくなったのではないでしょうか。

 病人の多くは、病気をいつも他人のせいにしてきました。「何も悪いことをしていないのに、何で自分だけがこんな目に合わなければいけないのか」と恨み言を言ってきました。しかし、本当の原因は自分自身にあったのです。

 そのことにまず気づかなければ病気治しは始まりません。薬を飲んでも、一時的には楽になりますが、必ず同じような苦しみ、時にはそれ以上の苦しみがやってきます。

 本当に病気を治して、幸せになりたいと思うなら、宇宙の本質、法則に沿った方法で病気に対処しなければいけないと思います。」
 
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