今日は勉強をしに外へ出ました。お昼過ぎに行ったのは巣鴨駅から徒歩7分くらいの「健康古民家かのう」という素敵な古民家で開催された、「がんは誰が治すのか?ー自然治癒を探るー」と題された松野哲也博士の講演会。
松野哲也先生のお名前は前から聞いていました。ご自分でがんを治してしまったこと。アメリカに在住されていらしゃること、プロポリスを作っていらっしゃることなどなど。
以前当院に通われていた甲状腺がんの患者さんに聞いたところでは、その方は松野先生の講演を聞いた際に先生はご自分のメールアドレスを公開なさっていてどなたからの問い合わせにもお答えくださっているとのこと。たぶんとてもお忙しいでしょうに患者さんお一人お一人にメールや電話対応されているなんて、なんて愛情深いというか心が広い方なんだろうと思っていました。とくにその方の場合はお話をお聞きしたいと松野先生に連絡を入れたところ翌日のランチをご一緒することになり、なんと3時間もお話をしてくださったとか。素晴らしいことですよね。
今回のご講演のことは、いま来院されていてやはり個人的に先生とお話しする機会を持てた方が教えてくださいました。
さてそんな松野先生のお話を今日は3時間、聞いてまいりました。以下、自分用メモの断片。。。
・「意味の病」は一生治らないかもしれないが、「がん」は治るべくして治る。
・医療を利用するのはいいが、医者の言いなりにならないように。
・がんが発症するのは「交感神経の持続的緊張が起きるから」。それによってコーチゾールの分泌を介してNK細胞を死滅させてしまい、これががん細胞に対する細胞性免疫能を低下させる。また、顆粒球が増殖することで活性酸素が増えこれにより遺伝子損傷が起きるから。
・「がんの自然退縮という現象は、実存的転換といって、その人の考え方や生き方すべてが変わった時にしか起こらない」池見酉次郎
・快楽・多幸感を創出するA10神経を活発化させること、例えば性的オーガズムで喜びを得ることはがんの治療に重要である。
・ひらめき、深い気付き、幸福感、無償の愛に付随する喜びを感じること、これらの深い情動の揺れ動かしが右脳・前頭前野が活性化され、ゼロ・フィールドと繋がる。そしてこれが治癒に結びついていく。
→小林正観さんの書籍で、たしか魂は右前頭部斜め45度上方に存在しているということが書いてあったなぁ。たしか「未来の智恵シリーズ2」で『波動の報告書ー足立育朗の世界ー』だったか。
ご講演が終わった後、松野先生にご挨拶させて頂いた際にこの話をしたら先生は「それが私が今最も興味があることで、これからはそちらの世界を研究しようと思っているところなんですよ」と破顔一笑された。なんか嬉しかったなぁ。
松野先生は「私の言ってきたようなことは今では多くの方が言われるようになってきたので、これからは自分が日本まで講演しに来ることもあるまいと思うので、講演をするのは今年限りで終わりにするつもりです」と仰っていました。初めて今日お話しを伺いましたが、誠実な先生の語り口はお聞きしているだけでほんわかしてきます。なので年内で講演は終わりというのはちょっと残念でした。
今日はこじまもとこさんともお話しができました。もとこさんとは実はもう9年ほど前にお会いしているのです。それは天外伺朗さんのほあ〜がんサポートネットワークでの講演会の時でした。その時はご自分でがんを治したというもとこさんのお話しをゆっくり聞く時間がなかったのでしたが、今日はコーディネーター役をされていたようで初めてお話しができて良かったです。
こじまもとこさんの治癒力開花 がんを超えた世界