今日は信濃町にある慶応義塾大学病院に往診に行ってきた。ここは初めて。実は母校だったりするんだけど、僕は商学部出身なんで医学部ではないんだよね。
病室ではびわの葉温灸はだめなので患者さんの容体を診て「温熱ひまし油湿布」と「オイルマッサージ」をした。エドガー・ケイシーの療法だね。
昨日、横浜市のセンターみなみ駅にあるテンプルビューティフルというケイシーグッズを売っているお店に行っていろいろ資料を買い揃えてきた。10年前以上からケイシーの本は読んでいたんだけど療法のすべてを取り入れることはしていなかった。ひまし油湿布とオイルマッサージくらいだったろうか。
ところが最近自分の中に何かひらめくものがあってエドガー・ケイシーにいま猛烈に惹かれている。お店ではケイシーのリーディング中にがん治療のものがないか、そういうことを調べたものはないかを聞きに行ったんだけど、そうしたら係りの方がNPO法人日本エドガー・ケイシーセンターのNEWSLETTERNo18の『ケイシー療法によるがん治療の指針』というまさに僕が求めていたものをだしてくれたんだね。もう感激した。それからいまそれを鋭意精読中だ。
最近思うのはがん治療に必須なのは排毒ではないかということ。これが大事だと思うようになったためケイシー療法はそれがメインということもあって直感で正鵠を得ていると考えた。今の患者さんは玄米菜食とか食べることに注意が行きがちなんだけれども、そのような体にいいものを取り入れることよりも先に身体に不要なもの、悪いものを排泄することが先ではないか、と思っている。だから「温熱ひまし油湿布」や「コロニクス(洗腸)」がメインのケイシー療法は重要だと考えるようになった。
びわの葉温灸も肝臓腎臓を温めるので代謝を高めて排毒を促しているのは確かだと感じているんだけれども、それよりも強力に排毒を促すのがケイシー療法ではないかとみている。さらに『ケイシー療法によるがん治療の指針』の中にはがんの種類は19種類のバリエーションがあるとか、がんの病理学について詳しく述べられている。そしてそれに対処する療法についても。
エドガー・ケイシーのリーディングについては色々な意見があるが、こと医療リーディングについては相当の結果をだしているようなのでこれは十分に研究する価値があると思っている。安保先生の「がんの原因は嫌気性細胞への先祖がえり」という説と合致するところも出てくるのでたぶん方向性は間違っていないように感じる。
今までは患者さんの意識の転換を促すことに重点を置いてきたけれども、もっと肉体面の治療結果を出したいと強く思うようになってきた。この変化は多分ここ1、2か月の間に訪れた特に重篤な患者さんと接したからだと思う。とにかく何とかしてあげたい、でも何もできない自分が歯がゆいし悔しい。その思いがとてもとても大きくなったから。
ケイシーさんがすすめていたことで
記憶にあるのはアーモンドをとるように
よくすすめていたようにおもいます
あとこれは自分のことばですが
施術者自身、静かに意識を高めなさい
自分を音叉のように意識して
ここちよい波紋を自分の中心
から広げるイメージを保つ
難しいな~
健康産業に従事している患者さんは、働き過ぎとストレスで自分は病気のデパート、、でも働き方を改めるつもりは全くない、、、とかそんな方もいますし、、、。
ふぅ、、、難しいものです。自分が気づかなくちゃ治らないんだけど、癌になっても意識は変わらない人もけっこういますね、、、。
だから、、、思っていることと言ってることとやってることをなるべく一致させて生きていきたいです。自らの調和、、、これが私の目標です。
そのきっかけとして肉体の苦痛の改善があるわけでして…。
僕らはそのきっかけづくり、端緒になればいいのでしょう。
そしてそこに踏み込みたくなったりします。患者さんとの関係によってジャブ打ってもいいかなぁと感じた時は、正直に自分が感じたことを少しずつお話したり、書籍などをお勧めしたりすることもあります。
でも、やはり治療師は肉体面のアプローチができてなんぼやろ!って思って治療技術を向上させようと頑張っています。
ああ、でも心の面にも深くかかわりたいなぁと思ってしまいます(技術が下手だから、逃げなのかなとも思います)
テニスの錦織君は「かっこ悪くても勝つ!」って言っていますが、患者さんがよくなれば手段は何でもいいんでしょうね、、、。鍼灸でもカウンセリングでもヒーリングでも、それらのミックスでも。がんばるじょ!!!です。