植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

膵臓がんが見えなくなった方の詳細

2009年04月25日 22時35分22秒 | 癌治療・緩和ケア
 膵臓がんがCT、MRI画像で見えなくなった患者さんが来院され、腫瘍マーカーも標準値まで下がったので今日で通院を止める旨、申し出られた。3月末にMRIで腫瘍が見えなくなったが医師が遺伝子レベルの確認をしてからと1カ月近く検査結果を待っていたのだけれども、このたびそのデータも基準値以内に収まり、医師からは「考えうる限り最良の結果です」と言われたとのこと。当院もこれで“ご卒業”ということで僕もとても嬉しかった。

当初、僕はびわの葉温灸と食事療法で治ったのだろうと考えていたんだけど、よくよく聞いてみるとたくさんのことをされていたとか。3月28日の日記ではびわの葉温灸でよくなったように書いてしまったけれどもそれは間違いであり、いろんな療法の相乗効果と思われる。びわの葉温灸で治ったように誤解させてしまったと思うのでここにお詫びします。申し訳ありませんでした。

以下にこの方のされてきたことをお聞きしたので参考にしてください。

氏名:Tさん
性別:女性 年齢:77歳 住所:都内在住
発症:2008年11月 
診断:膵臓がん 画像診断と膵液細胞診class4
「手術しかない」と言われ拒否する。よって三大療法は受けていない。

<データ>
腫瘍マーカー 2008.11.6 2009.3.25
CA19-9  61.4U/ml → 29.1U/ml
CA72-4 12.7U/ml  → 3.3U/ml

<治療>
・活性リンパ球療法+樹状細胞療法(都内Kクリニック)・・・2週間に1回、計7回
・鍼灸治療(都内Sクリニック) 2週間に1回。
・びわの葉温灸(当院) 1週間に1回、2月からは2週間に1回。
  併せて自宅で毎日2~3時間。部屋が煙で汚れるため寒い中に台所の食卓の上に横になり換気扇を回しながら息子にしてもらう。
・漢方(都内S診療所) 補中益気湯、カワラタケの2種類。煎じて。保険適用。
・三井式温熱療法 自分でコテを体に当てる。1月から。

<食事療法>
・ゲルソン療法とマクロビを折衷。
 まず、膵臓がんなので食べ過ぎは良くないと考え主食の玄米はお茶碗軽く1杯とした。(食べ過ぎた時は体調を崩した)
 ゲルソンに倣い塩分を控えた。
 具たくさんの味噌汁(多種類のきのこを毎日)
・ジュース
 朝、青菜ジュースを500ml(有機野菜。キャベツ、ブロッコリ etc)
 昼、にんじんジュースを500ml(有機にんじん5本)
 夜、にんじんジュースを500ml(同上)

<サプリメント>
・フコイダン 両分子(低分子と高分子の混合。液体)
・ウコン
・タヒボ(錠剤)
・マイタケDフラクション
・田七(錠剤)
・梅肉エキス
・びわ種粉末

<その他>
・この方の場合、息子さんが年休や介護休暇などとって休職し、毎日お手当などをしたことも大きいと思う。
・毎日息子さんに手当をしてもらっている間に、たくさんいろんなことを話したそうです。 
・病気や環境を受け入れる気持ちになって「生きているだけでも有難いことです」と思えるようにもなったとか。そのためこれまであった人間関係の気がかりなことも瑣末に思え煩わされることもなくなったとか。気持ちの持ちようが大きく変わられたようでした。

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