with Anne

SCOUSE HOUSEさんのメルマガに寄稿した
2019年までのサッカー観戦記。
そしてこれからの旅の記録です。

第28話《情熱の国だからこその楽しみが!》

2023年02月09日 | 2009年バルセロナ・バレンシア

 

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この旅で、

タクシードライバーの方で一人だけ英語が話せる方に出会えたのは嬉しかったです

グエル公園から乗車したタクシーのドライバーさん

「グエル公園は楽しみましたか」って英語で尋ねてくれたんですよ

その時は「やっと英語で話してくれる人に出会えてた~」って喜びで、

勢いよく「ハイ とても楽しかったです」って


答えた後は話が弾んで、

私「英語が上手ですねえ、スペインの方ですか

ドライバー「僕の父はスペイン人、母はイタリア人、僕はパリで生まれたよ」

私「じゃあ、スペイン語もイタリア語もフランス語も話すの

ドライバー「まあね。でもパリの人はあんまり好きじゃないんだ。都会の人達だからね。君は東京から来たの

私「ウン、東京から・・・東京に来たことあるの

ドライバー「行ったことないよ。東京って物価が高いよね。今1ユーロっていくら


そのまま到着まで、

「クラシコの観戦に来たこと」

「彼はテニスが好きなこと。」

「バルセロナの後はバレンシアに友人に会いにいくこと」

英語でたっぷりお話しました

内容は中学生程度ですけど・・・


英語の通じないこの国でやっと出会えた英語を話せる人。

嬉しさから、自分の可能な英語を見つけて、

コミュニケーションを取ろうとする自分がいたよ

こんな自分に驚きです。

英語圏じゃない人の英語は少しだけ聞き取り易いんですけどね


バレンシアでも、

「ホテル内なら英語で大丈夫」って思えたから、気持ちは楽チン。

前回の旅の不安なチェックインと違って、今回は安心な場所になってました。

市街の地図をいただいたり、セーフティボックスの鍵を頂きにフロントに行ったり。

環境が私にこんな度胸を与えてくれたみたいです

スペイン語が分らなくて「ガッカリ」しちゃったステキな思い出も・・・

第22話《ちょっとウロウロし過ぎちゃて!》で書かせて頂いた、

海岸沿いを疲れきって歩いてる時のことです。



海岸沿いの公園で笑顔の男性がスペイン語で私に何か言ってる・・・

「分らな~い

それだけじゃなくて、

「私はスペイン語が分らない」ってスペイン語で言えな~い

意思表示で出来るスペイン語は「ノ」だけなんです。

だから「スペイン語が分らない」って言う代わりに

「ノ」って取りあえず言ってみます

「伝わったかなあ・・・」

するとその男性は公園の植え込みに入って・・・

咲いていた真っ赤な花を一輪

「えっ

その真っ赤な花を折って私にプレゼントしてくれたんです

(公園の花を折っていいのかなあ・・・)


「わあ

スペインの男性って本当にこんなプレゼントを突然してくれるんですね。

「映画で観たシーンみたい・・・」

こんなシーンに出会えちゃったのもひとり旅だったから

ツアーだったら出会えないですよね。

「ステキな思い出 でも・・・」

彼の言っていた言葉が分らな~い。

「残念・・・・


出発前には不安が多かったスペインへの旅も、

こうして帰国してみると、「素晴らしい国」、

そして「また訪ねたい国」って印象になってます

 

 

 

 

続く

 



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