CANON EOS5D MARK2+EF24-105mmF4L IS USM
1/40 F4 ISO500 24㎜ ホワイトバランス:太陽光 ピクチャースタイル:スタンダード
四天王の一人、広目天(こうもくてん)は仏堂の西を守る神様。
筆と巻物を手に持ち、邪鬼をしっかりと踏みつけて立っています。
薄暗い荘厳な大仏殿の空間に凛とした空気を纏ってる感じです。
CANON EOS 5D MARK2 + TAMRON70-200mmF2.8Di LD [IF] MACRO
1/20秒 F2.8 ISO500 70mm ホワイトバランス:太陽光 ピクチャースタイル:スタンダード
仁王像もみなそうですが、悪しきものを払い除ける守護神たちは
恐ろしい厳しい表情ばかりです。
やはり悪いモノを遠ざけるには気迫が必要なんですねぇ(ー_ー)
CANON EOS5D MARK2+EF24-105mmF4L IS USM
1/13 F4 ISO500 28㎜ ホワイトバランス:ストロボ ピクチャースタイル:スタンダード
大仏の向かって左に坐するは虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)。
大仏よりも年代を感じさせる風合を持ってますが
宝暦二年(1752)の完成とのことで大仏さんよりかなり新しいとのことです。
CANON EOS5D MARK2+EF24-105mmF4L IS USM
1/10 F4 ISO1000 105㎜ ホワイトバランス:4300K ピクチャースタイル:スタンダード
・虚空蔵とは広大な宇宙のような無限の智恵と慈悲を持った菩薩、という意味である。
そのため智恵や知識、記憶といった面での利益をもたらす菩薩として信仰される
(Wikipediaより)
とても穏やかな眼差しを感じ、望遠端で切り取ってみました。
大仏殿内は撮影は自由ですが、三脚の使用は厳禁。
高感度と手ぶれ補正機構が頼りです。
その点キャノンのEF 24-105mm F4L USMは、開放はF4とそれほど明るくないですが
手ぶれ補正機構のIS(イメージスタビライザー)の付いたレンズで
24mmの広角をカバーしてるレンズとしては純正レンズで唯一の存在です。
他のIS付きの広角~望遠ズームレンズでは
EF 28-135mmF3.5-F5.6 IS USM、¥78,000
EF 28-300mmF3.5-F5.6L IS USM、330,000
F4Lは¥145,000でコストパフォーマンスも真ん中です。
良い選択肢だったと思います。
CANON EOS5D MARK2+EF16-35mmF2.8L USM +ストロボ
1/80秒 F2.8 ISO500 28㎜ ホワイトバランス:オート ピクチャースタイル:スタンダード
虚空菩薩の後ろに精密で大型の木造建築模型が設置されてます。
昔の姿を再現した東大寺ですね。
初めて知りましたが、大仏殿の左右に高さ100mに及ぶ見事な七重の塔が建っていたそうです。
すごい・・・!
再建が幾度も検討されたそうですが
木造でこの高さの建築物は現在の建築法に抵触するとのことで無理だそうです。
歴史的建造物の再建も特例は認められないんですね~知らなかった(._.)
もちろん鉄筋コンクリートでならOKだそうですが
それでは歴史的建造物の再建の意味が無いとのこと・・・
言いたいことは分かりますが
難しいところですね。
大阪城は鉄筋コンクリートですが、それなりに美しいし見応えはあると思います。
CANON EOS 5D MARK2 + TAMRON70-200mmF2.8Di LD [IF] MACRO
1/40秒 F2.8 ISO500 70mm ホワイトバランス:太陽光 ピクチャースタイル:スタンダード
こちらは現在の大仏殿の模型。
鎌倉時代のものより、奥行き高さは創建時とほぼ同じだったそうですが
幅が約2/3に縮小されたそうです。
立方体に近い現在の方が個人的には好きですね。
正面玄関の上にあった扉は、大仏様のお顔を外からも見れるように工夫された窓だったと
この模型を見て気付かされました!
面白いですね~~(^^)
CANON EOS 5D MARK2 + TAMRON70-200mmF2.8Di LD [IF] MACRO
1/80秒 F2.8 ISO500 188mm ホワイトバランス:オート ピクチャースタイル:スタンダード
この窓は観相窓というもので、大晦日から元旦にかけて開かれ
大仏様のお顔を外から拝見しながら新年が迎えられるという
なんとなく可愛い窓でした(*^^)
(つづく)