* with Knight *

愛犬ナイトとの暮らしを綴ります。
日々の出来事、手作りおやつなどなど・・・

動物病院の医療ミス ③

2021-07-31 | 医療ミス

動物病院の医療ミスで書いた

八王子市の「南大沢ど○ぶ○病院」

H院長(獣医腫瘍科認定医I種)←[認定医番号:027]。

 

その院長がした事で、

後になって、

こちらが調べて医療ミスだと分かったものがあります。

 

それは麻酔に関する医療ミスでした。

後でこちらが調べなかったら、

ミスだと分からないまま終わったミスです。

 

 

2018年の秋、良性腫瘍を摘出する手術を受けました。

退院後、呼吸が止まりそうな程の症状が出て、

急いでかかりつけ病院(南大沢ど○ぶ○病院)の夜間診療に連れて行きました。

 

幸い、処置をしてもらって帰宅できたのですが、飼い主としては原因が知りたい。

院長に何度も原因を聞きましたが、答えは

「なんでしょうね。わかりません。」の繰り返し。

 

「動物病院の医療ミス①②」に書いたように、

その後も1〜2ヶ月ごとに検診に通っていたので、

その度に何度も原因を聞くのですが、院長は決まって

「原因はわかりません。なんでしょうね。」の一点張り。

 

院長には2014年にも良性腫瘍を取る手術をしてもらっていて、

(術後、「抜糸のし忘れ」で1ヶ所、皮膚が少しだけ膿んだものの)、

その他は問題なかったので、院長にそれを言うと

 

 

院長:「前回は4年前でしたからね。

犬の4年は人間の6倍、人間で言うと24年近く歳を取った事になりますし、

それだけジェットちゃんが歳を取ったって事です。

今回はそれのせいか… あとの原因はわかりません。」

そう言われました。

 

 

確かに犬の4年は大きい。

6倍で人間の24年にあたると言われているし、それは私も知ってる。

(いろんな説がありますが、ざっくり分けると小型犬や猫は人間の4倍、

 大型犬は6倍と言われているのが多いようです。)

 

でも、年齢よりも遥かに元気で健康なジェットに、

今回の手術後に突如、起きたことは、

どう見ても年齢が原因とは思えませんでした。

 

原因がわからないこともあるとは思うのです。

でも、確定でなくても、何かほんのちょっとでも可能性があるものがわからないと、

次に何かで手術をした時は、もっと酷い症状が出るか、

もしくは死んでしまうかもしれない・・・

そう思い、身内や知人のドクター(獣医ではなく人間の)に経緯を話したところ

「どう考えても麻酔が原因でしょ」と。

なので、院長に手術で使用した麻酔薬を聞きました。

 

 

私:「2014年にした手術の時は大丈夫だったのに、

今回2018年の手術後にはアレルギーのショック症状が出たと言うことは、

前回と今回で麻酔薬の種類が違うのでしょうか?」

 

院長:「あ〜、どうでしょうね、、、

麻酔もいろいろありますからねぇ。

ジェットちゃんの場合、何より歳を取ったことが原因だと思いますけどね。

後は、わかりません。」

 

 

その後にもしつこく聞きましたが、、、

何度聞いても不機嫌な顔をして

「なんでしょうね?わかりません。」

と言われるのです。

 

その時はまだ1〜2ヶ月ごとに(腫瘍の)検診に通っていたので、

先生との関係が悪くなるのも嫌だな…と思い、

遠慮がちに聞き、嫌な顔をされては引き下がる、、、

と言うのを繰り返していました。

 

ですが、旅行によく行く我が家。

旅行先でジェットが急に怪我か何かで手術をしなければいけない事があるかもしれないし、

やはりきちんと知っておきたい。

院長にまた嫌な顔をされるだろうけど、ちゃんと聞かなくては!

と思い、こちらで用紙を用意して行きました。

 

2014年にした手術、2018年にした手術、

それぞれの手術の時に使用した麻酔薬の種類と使用量を聞くことに。

そして、ただそれを記入すればいいように私が簡単な表を作って、

「ここに記入してください」とお願いしました。

 

その用紙を見て、逃げられないと思ったのか、

院長はものすご〜〜〜く嫌そうな顔をして

 

 

院長:「文書作成料、8,000円かかりますけど。

「それでもいいですか?」

と。

 

 

私はそれを聞いて、

え?これは私が作って用意した用紙なのに??

…あぁ、そっか。

薬名を聞くだけで「文書作成料が8千円」かかるって事は、

私のこんな手作りのヘンテコで簡素な用紙じゃなくて

ちゃんとした文書を作成してくれるのね〜と思いました。

 

 

私:「構いません。 文章作成料の8000円、お支払いしますから、

すみませんがお願いします。」

 

 

そう言って私が用意した用紙を差し出すと、

院長はとても嫌そうな顔をして渋々、その用紙を受け取りました。

そして、

 

 

院長:「すぐには分かりませんから、後日郵送します。」

 

そう言って、不機嫌な顔のまま別の部屋に入って行きました。

 

 

お会計でいつもの検診費用と持病(甲状腺機能低下症)のお薬代、

それに文書作成料の8000円をプラスして支払い、帰宅。

その1週間後くらいに郵送されてきました。

 

どんな文書が送られてくるのかと思っていましたが、

私が作って渡した下手な表に、殴り書きのような(←私にはそう見えた)手書きで

麻酔薬と使用量が記入されていました。

 

 

結果、、、

ジェットには「使用禁忌」の麻酔薬を使用していました。

 

 

ショック症状が出るのは当たり前です。

(ちなみに、その数年前にした手術は違う麻酔薬でした)

 

ジェットはアレルギーがあり、

過去に院長にもアレルギー検査をしてもらっているので、

今回の麻酔薬がジェットには使用禁忌であることはわかっていたはずです。

ですが院長がそれに気付いたのは

たぶん手術の後、

ジェットが酷いアレルギーショック状態になって

夜間救急に連れて行った時にでも気がついたのでしょう。

 

だから私が何度、原因を聞いても

院長は誤魔化し、不機嫌な顔で逃げてばかりいたわけです。

 

これは意図的に隠していたとしか思えません。

こちらが調べなければ、医療ミスだと分からないまま済んだミスです。

 

 

動物病院の医療ミス①②に書いた時と同様、

この麻酔のミスについても、謝罪や反省の言葉は一切ありませんでした。

 

 

そんなことがあり、その時にこの獣医は信頼できないと思いました。

今後、手術はもちろん、体調不良の時は他の病院に行こうと

別の病院を探し始めました。

ですが「腫瘍の検診だけ」はこの院長に継続してもらってしまいました。

(私の人生、最大で最悪の後悔です。。。)

 

この院長で検診を続けてしまった理由は、何よりもまず

H院長が日本獣医がん学会に所属する

全国に数十人しかいない

獣医腫瘍科認定医I種(認定医番号:027)

であること。

 

我が家はジェットの脚が気になった時は、

この院長とは別に、整形外科の専門医に連れて行ったり、

目が心配だった時は、やはりこの院長とは別に眼科の専門医に連れて行きました。

獣医師は人間の医師とは違い、全ての科を診ているので、

専門医に診てもらうのはやはり違う、安心できると思っていました。

なので、「腫瘍の検診だけ」は獣医腫瘍科第I種の資格を持つこのH院長に

引き続き検診をしてもらってしまいました。

 

それに加えて、長年通い続けた検診で過去の経緯も知っているし、

腫瘍の専門医は検診で、一般の獣医師では見落としがちな部分も読み取れると聞いていました。

一般の獣医師では見落としがちな小さな変化も、専門医なら見つけてくれるだろうし、

腫瘍に関する知識の量は一般の獣医師よりずっとあると勝手に信じ込んでいました。

なので、

「腫瘍の検診だけ」はこの院長にお願いして、

他の事は別の病院で、手術も他の病院でと決めていました。

 

でも、まさか、

「検診さえできない腫瘍の専門医」とは・・・

麻酔のミスを隠し続けていたことがわかった時点で、

腫瘍の専門医でなくても、一般の獣医師で構わないから病院を変えていたら…

と、今も後悔の気持ちで潰れそうに、、、いや、潰れたままです。

 

 

この南大沢ど○ぶ○病院のH院長が取得している 

獣医腫瘍科認定医という資格、

こんな獣医師でも認定医でいられるレベルの資格なのでしょうか???

 

 

このH院長がした腫瘍のミスも、麻酔のミスも、

専門医はもちろん、一般の獣医さんでもしないレベルでしょう。

ジェットがされた医療ミスは、

腫瘍のミスも、麻酔薬のミスも、

極めて初歩的なミスなのは間違いありません。

 

到底、許せるものではありませんが、

もしも…

院長が自分のミスに気付いたその時に、

誠心誠意、私たちに謝り、

なぜそのようなミスを起こしたのか原因究明をし、

ジェットのその後のフォローも最大限にしてくれていたら、

私も夫も、そして誰よりジェットも‥

気持ち的に今とは違っていたと思います。

 

院長には話し合いのためメールアドレスを聞きましたが拒否をされ、

謝罪も反省も未だにありません。

 

なのに、

グーグルマップに口コミを書いたところ、

私が書いてからわずか3時間後に、院長から返信が書き込まれていました。

院長はきっと焦って書き込んだのでしょう、

チグハグな内容で自ら墓穴を掘る内容だったので、

私がそれを指摘したところ、

いつの間にか院長は自分の書き込みを削除していました。

(そんなこともあろうかと、スクショを撮って保存してあります。)

 

 

H院長に聞きたい。

H院長にも、何よりも大切な存在の相手がいる事でしょう。

その大切な相手が、信頼して通っていた専門医に、

あなたがした事と同じ事をされたらどう思いますか?

その時、

あなたならどうしますか?

 

 

 


動物病院の医療ミス ②

2021-07-30 | 医療ミス

動物病院の医療ミス①からの続きです。(長文です。)

 

腫瘍の専門医と言うことで信頼して、我が家が長年通っていたかかりつけ医

八王子市「南大沢ど○ぶ○病院」の

H院長(獣医腫瘍科認定医I種)←[認定医番号:027]。

 

 

最後の検診時に、院長は初めて自分のミスに気が付いたようで、

それを誤魔化すために、焦りに焦って支離滅裂な説明をし、

謝罪の言葉は一切、ありませんでした。

 

私の中ではとっくに怒りが大爆発していたものの、

その場でH院長にそれをぶつけたところで、

いつ破裂して死に至るかもしれない10センチ超えの巨大な腫瘍を抱えてここにいるジェットの事を考えると

「今は」そんなことをしている場合ではない。

そう思い、自分の怒りをくぐっと抑え込みました。

 

そして、H院長との会話。

 

 

ブルーの文字→H院長

ピンクの文字→

です。

 

 

「どうしたらいいでしょうか?」

 

「とりあえずCTを撮った方がいいですね。」

 

(我が家は次の日から、ジェットと軽井沢に旅行に行く予定で、

ジェットもこの日の「検査前まで」は元気だったので、

もはや行く気は全くないけれど、

この状況が信じられなくて、一応聞いてみようと思い聞いてみた)

 

「明日から旅行の予定なのですが、やめた方がいいですよね?」

 

「旅行?まぁいいんじゃないですか?思い出になるし。」

 

「 …お…思い出???」

 

「まぁ(腫瘍の)破裂には注意ですけどね〜。

 

いつ破裂をして大量出血で即死するかもしれない、

10センチを超える巨大な爆弾(腫瘍)を抱えて

旅行なんかに行くわけがないでしょ…

と、怒りをぐっと抑え込む。

とにかく今は早くCTを撮って、現状を詳しく把握して、手術しなくては!と思いました。

 

CTの予約は患者が直接取ることができず、院長に予約を取ってもらわないといけないので、

とにかくひたすら気持ちを抑え込んで会話を続ける。

 

 

「明日からの旅行はやめますから、なるべく早くCTを撮りたいです。

今回も(過去に2回行ったことがある)キャミック練馬でお願いします。」

 

(焦った様子で)

「いや〜、、、えっと〜、、、キャミックじゃなくてですね〜・・・」

 

「先生の(母校の)麻布大でもどこでもいいので、

 1日でも早くCTを撮れるところを予約してください。」

 

(さらに焦った様子で)

 「あ、、麻布大? え〜っと、、、」

「・・・・・」

「麻布大は予約が取れないんですよね〜、、、 」

「えっと、、、、、

 ちょっと遠いんですけど、川崎の病院(JARMeC)は行けますか?」

 

「どこでもいいです。」

 

「でもそこは値段が高いって言われてるんですよ。」

「どうします??よく高いって言われるんですよね〜。いいですか?

 

「高くても構いません。(←私はお金の事で何か言った事など一度もない。)

 いつでもいいので、なるべく早い日で予約してください。」

 

 

普段は何かにつけて、院長が他の病院を紹介するときは、

まず院長の母校の麻布大(麻布大学附属動物病院)を言うのに、

どうして避けるんだろう?

あ、、、

私が麻布大で今回の経緯を話したら、

院長の医療ミスがバレるからですね…?

 

 

それと…

いつもなら検診でジェットを預けて30分くらい検査、

検査後にジェットを返してもらって結果を聞いて、お会計をし、

長くても1時間くらいで帰宅できるのですが、、、

 

この日はいつも通り検査で30分くらいジェットを預け、

検診が終わってジェットを返してもらった後、

結果を聞くまで延々と3時間以上も待たされ、

他の飼い主さんたちが全員、帰るまでの間、

我が家はひたすらずっと待たされました。

朝は元気に家を出発したジェットは、ぐったりしてかなり辛そうでした。

 

10センチを超える巨大な腫瘍があり、

破裂して即死する可能性が高い、絶対安静の状態の子を

なぜそんな長時間、待たせる???

 

たぶん、自分(H院長)のミスに私が激怒して、その場で大声で怒るだろうと思って、

他の飼い主さん達に聞かれるのを防ぐために、他の飼い主さん達が全員帰るまで

絶対安静の状態の子を平気で何時間も待たせたのでは?

 

普通ならこんな状態の子は少しでも早く、

他より優先して先に帰らせるべきでしょう。

 

 

そして、帰る前のお会計。

スタッフの女性にお会計をしてもらっている時、診察室から院長が出て来ました。

 

 

「甲状腺のお薬、今回はいいですね(要らないですねの意味)。」

 

ジェットは4歳の頃から甲状腺機能低下症の持病があるので、

検診に行くたびに2ヶ月分のお薬を毎回もらっていました。

それを今回、「要らないですね」と言うことは・・・

 

「ジェット、そんなに悪いんですか?」(ぶわっと涙が出そうになるのをぐっと抑える。)

 

「えっと・・・え〜、、、お薬はまだ残ってますね?」

 

「はい、まだ少しありますが・・・」

 

「じゃあ今回、お薬はナシで。」

 

 

院長はあっさりそう言って、診察室へ入って行きました。

 

この時からジェットは、坂を転がり落ちるように容体が悪くなりました。。。

 

次の日は一時だけ、少し落ち着きましたが、その日の夜から

CTを撮る病院の予約日までの3日間、ずっと苦しそうで、

痛みからか一度も横になれず、

3日間、ずーっと伏せのポーズのままで苦しそうにしていました。

苦しくて眠れないようで、

伏せポーズのまま10分くらいウトウトしては顔を上げ、

ハアハア苦しそうにし、またぐったりと顔を床につけて目を閉じる…

ずっとこの繰り返しで過ごしていました。

 

CT検査予約日の当日明け方は、歯茎が見る見る白くなり

急激に貧血が進んでいるようだったため

予約時間よりかなり早く、病院が開く前に連れて行きました。

 

そして川崎のJARMeCで手術をしてもらい、

何とか一命は取り留めましたが、

重病の子ばかりが運ばれて来るその病院(JARMeC)でも、

「こんな巨大な腫瘍の子は初めて見た」と担当の先生に言われたほど大きな腫瘍で

摘出した脾臓と腫瘍で重さは1.7キロ!

 

その巨大な腫瘍は破裂する前に摘出できて、

奇跡的にも❓他の腫瘍は良性で、

他に転移も一切ありませんでしたが…

 

やはりこんなに巨大になってからではダメージがあまりに大きかったようです。

手術後、抗がん剤もしたりしましたが…、

散々、ジェットを苦しませてしまった上に、

本来、神様から与えられていた寿命よりも早く、お空に昇らせてしまいました。

 

 

繰り返し書きますが

3年間以上、1〜2ヶ月ごとに

腫瘍の専門医(南大沢ど○ぶ○病院)で検診を受け続け…

 

CTにしか写らなかった腫瘍がいつ検診で写るようになったのか

私には分からないものの、

少なくとも私が見せられた画像には

検査のたびに、2センチ、6センチと、大きくなり続ける脾臓の腫瘍が

実際にきちんと写っていたのです。

 

ですから、

院長は「小さ過ぎてまだ写らない。」などと言わず、

10センチなんて巨大な腫瘍になる、もっと前、

 

CTにしか写らなかった腫瘍がエコーに初めて写った時、

エコーに2センチで写った時、

もしくはせめて、6センチで写った時に、

写っていた検査結果を、そのまま伝えてくれていたら…

ただ、そんな当たり前の事をしてくれていたら…

 

そしたら10センチの巨大な腫瘍であんなにもジェットを苦しませる事なく、

無症状の時点で手術ができて、 

他に転移も一切なかったのだから

間違いなくその後の寿命が違ったのに。

 

こんな酷いミスをして、さらに謝罪も反省もしない獣医を

「腫瘍の専門医だから腫瘍に関してだけは任せて大丈夫」などと信じて

通い続けた自分を今も責める気持ちで…潰れそうになります、、、

というか、完全に潰れたままです。

この気持ちは一生、消える事はないでしょう。

 

 

獣医腫瘍科認定医I種←(認定医番号:027)の

都内八王子市「南大沢ど○ぶ○病院」H院長。

 

謝罪も反省も一切なく、

それどころか、こちらから電話で

「話し合いをしたいので、まずはメールアドレスを教えてください。」と聞いたところ、

「そういうことはできない。」と、あっさり断られました。

加えて、(確か過去にはあった)病院のホームページ内の問い合わせフォームもなくなっていました。

 

 

ほかにも、後になって、

今回の事とは別に 

こちらが調べてわかった医療ミスがあります。

こちらが調べなければ、ミスだと分からないまま終わったミスです。

それもまた書こうと思います。

 

 

飼い主さんたちが知りたいこういう情報って、口コミサイトには載せてもらえないのです。

載せられたのは、グーグルマップ(Web版)と、ひとつの口コミサイトだけでした。

それ以外は、投稿しても載せてもらえませんでした。

運営側によると「マイナスな情報は載せられない」との事です。

 

単なる嫌がらせでウソの悪い口コミを載せる人もいるでしょうから、

運営側がマイナスな情報を載せないのも分からなくはないですが…

 

私が飼い主なら、この獣医師のしたミスは絶対に知りたいです。

さらに、

「このような酷い医療ミスをしても、謝罪も反省もしない獣医師」

だと言うことも知りたい。

 

我が家のような思いをするワンちゃん(動物たち)とご家族が二度と出ないように

私が書いたことが少しでも役に立つことを願っています。

 

この後、

動物病院の医療ミス③には、こちらが調べなかったら

院長のミスだと分からないまま終わった医療ミスについて書きます。

 

 

↓ジェットが我が家に来た日から、毎日書いていた日記帳。

(病院関係の記録は、前の投稿に載せた写真です。)

食べた物、排泄、睡眠、病院での事、気になった事などなど、細かく書いてあります。

ここ数年間の日記帳と、前の投稿に載せた病院関係の記録の数々、これらを見るたびに

後悔と怒りと、言葉で表せない悲しみで気が狂いそうになります。

 

 

 

 


動物病院の医療ミス ①

2021-07-30 | 医療ミス

*長文です*

 

酷いとしか言いようがない医療ミスを、かかりつけ病院の院長にされました。

そのせいでジェットは酷く苦しみ、

本来の寿命ではなく、

それより短い寿命にさせられてしまいました。

 

かかりつけ医(院長)は腫瘍の専門医なので、

「腫瘍に関してだけは間違いない」と信頼して通っていた事を、

今もずっと後悔し続けています。

 

どのような医療ミスか、

先に、思いっきり要約して書きますと…

 

3年間以上もの間、

1〜2ヵ月に1度の頻度で必ず検診に通っていました

その検診で、

実際は腫瘍が大きくなる様子がしっかり写っていたにも関わらず、

院長はなぜか「小さ過ぎてまだ写らない」と言い続けていました。

そして最後の検診で初めて、

10センチ大の腫瘍があると言われたのです。

 

これだけ要約してしまうと、

なにそれ❓❓❓と思う人がほとんどでしょう。

今も忘れられない院長との会話も含め

記録の意味もあって詳しく書いておきたいと思います。

 

ざっと読みたい方は、

この下にザザーっと進んでいただき

私と院長の会話(ブルーとピンクの文字)のところから

読んでいただけたら…と思います。

 

============================

 

我が家のかかりつけ医だったのは、

東京都八王子市にある「南大沢ど○ぶ○病院」。

担当のH院長は、日本獣医がん学会に所属し、

全国に数十人しかいない

腫瘍の専門医(獣医腫瘍科認定医I種)←[認定医番号:027]

です。

 

私が最も愛する犬種、ゴールデン・レトリーバーは癌がとても多い犬種です。

(そもそも犬の死因の1位はガンと言われていますが。)

癌は早期発見がとても重要なので、

日頃から腫瘍の専門医に診てもらうのが安心だと思い、

先代ナイト、里親で迎えたジョン、

そしてジェットはパピーで我が家に迎えた時からずっと通っていました。

 

それが、こんな初歩的な酷い医療ミスをされるなんて、

想像すらしていませんでした。

 

以下、その経緯です。

 

 

【2016年7月1日:南大沢ど○ぶ○病院にて】

ドッグドック(検診)で肝臓に腫瘍が2つ見つかる。(症状はナシ)。

手術するかどうかの判断のため、

4日後にキャミック練馬(動物専用のCTセンター)で造影CT検査をすることに。

 

 

【2016年7月5日:キャミック練馬にて】

全身麻酔下で、造影CT検査。

結果は、肝臓の腫瘍は2つとも良性の可能性が高い。

このCT検査で脾臓にも腫瘍が見つかったが、これも良性の可能性が高く

南大沢ど○ぶ○病院のエコーには写らなかったほど小さいため、

今後、経過観察をし、急激に大きくなるなど異変があれば手術をすることに。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

その後もずっと、1〜2ヶ月に1度、

「南大沢ど○ぶ○病院」で必ず定期検診を受け続ける。

 

その検診での結果は、毎回同じ。

 

肝臓(かんぞう)の腫瘍→大きさや形状など特に変化なし。

脾臓(ひぞう)の腫瘍→小さ過ぎてエコーにはまだ写らない。

とH院長に言われ続ける。

 

毎回、検診のたびに同じその状態であることから、

腫瘍が見つかった1年後の2017年夏頃からは

「ずっと変化がないので、肝臓の腫瘍も脾臓の腫瘍もやはり良性で間違いないですね。」

とH院長に言われる。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

【2019年5月5日:南大沢ど○ぶ○病院にて】

1〜2ヶ月に一度通っている、いつもの定期検診で行ったこの日、

肝臓に新たに腫瘍(今回で3つめ)が見つかる。(症状はナシ)。

今まであった肝臓の2つの腫瘍は大きさ、形状とも特に変化なし。

「脾臓の腫瘍は小さ過ぎてまだ写らない」と院長に言われる。

手術するかどうかの判断のため、キャミック練馬で造影CT検査をすることに。

 

 

【2019年5月12日:キャミック練馬にて】

全身麻酔下で、造影CT検査。

新たに見つかった肝臓の腫瘍、過去に見つかった肝臓の腫瘍、

前回の造影CT検査で見つかった脾臓の腫瘍、そして今回新たにCTで見つかった脾臓の腫瘍も

すべて良性の可能性が高いとの事。

引き続き今まで通り、「南大沢ど○ぶ○病院」で

1〜2ヶ月に1度、必ず定期検診を続け、

腫瘍が急激に大きくなるなど異変があれば手術をする事に。

 

 

【2019年6月23日:南大沢ど○ぶ○病院にて】

いつもの定期検診。

検査結果は今までとずっと同じ結果で

 

肝臓の腫瘍→大きさや形状など特に変化なし。

脾臓の腫瘍→小さ過ぎてエコーにはまだ写らない。

との事。

 

 

【2019年8月30日:南大沢ど○ぶ○病院にて】

いつもの定期検診。

検査結果は今までと同じで

 

肝臓の腫瘍→大きさや形状など特に変化なし。

脾臓の腫瘍→小さ過ぎてエコーにはまだ写らない。

との事。

 

H院長から「今回見つかった腫瘍も良性の可能性が高そうですね。

この子はこういう良性腫瘍が出来やすいタイプかもしれません。」と言われる。

3年前、2016年に見つかった腫瘍もすべて良性でほぼ間違いないし、

ジェットは過去、皮下に良性腫瘍がいくつもできて、その都度、細胞診検査をしてもらい、

手術で摘出したものも病理検査の結果、すべて良性でした。

なので、そういうタイプなのかもと安心する。

 

 

【2019年10月中旬以降】

ジェットのとる姿勢によって、腹部が少し膨らんでいる?…と気になる時があり。

週に一度、自宅で体重測定をしていて、この時、体重が1キロ増えていました。

 

3年間以上、1〜2ヶ月に1度、必ず腫瘍の専門医のH院長に検診を受け続けていて

肝臓の腫瘍も特に問題なく、

私が最も恐れている脾臓の腫瘍も(小さ過ぎて)エコーに写らないままで、

これも特に問題ないと言われている。

だから大きな病気ではないだろうし、いつも通り毎日元気でお散歩し、

ごはんを食べ、ご機嫌に暮らし、

尻尾フリフリで毎日可愛い笑顔を見せてくれている。

毎日の歯磨き時に口腔内チェックをしても見る限り貧血もないし、口臭もない。

目の白目部分の黄疸もない。

お耳の内側の皮膚の色も問題ない。

リンパの各箇所それぞれも、触る限り腫れも違和感もない。

 

だからお腹が少し膨らんでいる気がするのは、体重増加分、少し太ったのかな?と。

シニアは代謝が落ちるから、ごはん(パピー時代からずっと手作り食)をさらに見直そうかな、

などと思いつつ、

何か、どこか嫌な予感がして…

旅行の後に行く予定だった検診を前倒しして、旅行の前日、

いつも通り、約2ヶ月ぶりの検診に行くことに。

 

 

【2019年11月1日:南大沢ど○ぶ○病院にて】

約2ヶ月ぶりのいつもの定期検診。

1〜2週間位前から、腹部の膨らみが少し気になるため、

太っただけかもしれないけれど、よく診てくださいと伝えてから

ジェットを預けて検査してもらう。

 

結果、

H院長にこの時、いきなり、初めて❗️

10センチを超える大きな腫瘍があると言われる。

 

 

--以下、その時の院長との会話です。--------

 

ブルーの文字→H院長

ピンクの文字→

です。 

 

 

「えっと、、、10センチくらいの腫瘍がありますね。」

「10センチちょっと、10センチ大ですかね。」

           

「じゅ…10センチですか!?!? 」

「…場所はどこですか?」

 

「それがですね〜、場所が分からないんですよね〜。」

「えっと〜、、、」

「・・・・・」

「えっとですねぇ、、、」

「・・・・・」

「肝臓か、脾臓か、、、その間か、、、。」

 

「肝臓か脾臓かその間???」(←何それ???)

「肝臓か脾臓かその間って… 写ってるんですよね?

エコーに写っているのに場所が分からないって、そんな事あるんですか?」

 

 

【すると院長は自分で場所が分からないと言ったにも関わらず

 脾臓の画像を私に見せて

 

 

「えっと〜、ここなんですけどね〜。」

 

「肝臓(かんぞう)の腫瘍は大きさなど毎回教えていただいていましたが、

脾臓(ひぞう)の腫瘍は小さ過ぎてエコーにはまだ写らないって、

ずっと先生はおっしゃっていましたよね???」

 

「え〜っとぉ…」

「・・・・・」

 

 

【院長はかなり焦っている様子。

 下を向いておでこを擦り、首を左右に少しゆらゆら揺らし、

 少し黙り込んだ後に、間を置いて】

 

 

「えっとぉ………。」

「・・・・・」

「写ってましたよ。」

 

(!?!?!?!)絶句。。。

 

 

先代ナイトが脾臓が原発(と予想される)血管肉腫で亡くなったため、

私は「脾臓の腫瘍」何よりも非常に恐れていました。

なので、検診のたびにH院長に「脾臓はどうですか???」と

毎回、しつこく、何度も聞いていて、

その度にH院長は「小さ過ぎてまだ写らない。」と言っていたのです。

 

私は怒鳴りたい爆発寸前の怒りをぐっと抑えて

今はとにかく

10センチの巨大な腫瘍が体の中にあるジェットをとにかく早く助けなければ!

その腫瘍が破裂したらたぶん即死、

とにかく、今はジェットを最優先しなければ!!

そう強く思い、

怒りをぐぐっと抑え込んで、院長の説明をそのまま聞くことにしました。

 

すると院長は何事もなかったように、

脾臓の画像を3枚並べて私に見せました。

 

その3枚の画像は、2ヶ月おきのそれぞれの検診時の画像。

6月末、8月末、そして今回11月1日の検診時の画像でした。

 

それを見てみると、

院長が「小さ過ぎてまだ写らない。」と

ずーっと言い続けていた脾臓の腫瘍が、ちゃんと写っている!

 

CTにしか写らなかった脾臓の腫瘍はいったい

いつからエコーにも写っていたの😡⁉️

ずーっと「小さ過ぎてまだ写らない」と言っていたのに

初めてエコーに写ったのはいつなのよ😡💢⁉️

そう思いましたが、それをH院長に問い詰めたい気持ちよりも、

出された3枚の画像に意識を吸い寄せられました。

画像をよく見てみると…

 

6月末は2センチ、

次の8月末の検診で3倍の6センチに、

その約2ヶ月後の今回11月1日の検診では、さらに2倍の10センチ大になっている。

H院長は検診のたびに「小さ過ぎてまだ写らない。」とずっと言い続けていたのに、

私が最も心配していた脾臓の腫瘍は急激に大きくなる様子が、

本当は検診のたびに何度もきっちりと写っていたのです。

 

私は大急ぎで画像に写った腫瘍の大きさ(サイズ)のメモを取りました。

(↑私はいつもすぐにメモを取り、記録しておくタイプ)

その私を見て、「ハッ!」と焦ったように大急ぎで画像を消すH院長。

 

一体、どこでどうしてこのような酷いミスをしたのか。。。

 

怒鳴りたい気持ちをグッと抑え、

汚い言葉で怒鳴りつけたい気持ちを抑え込んで…

 

ジェットのために、今から私はどうすべきか、、、、

それをとにかく考えました。

 

この後、動物病院の医療ミス②に続きます…

 

 

↓病院に行った際の記録や検査結果などなど。

病院で先生が言った事は毎回必ずメモに取り、帰宅後すぐに記録してすべて保存してあります。

 

 

【追記】

日本獣医がん学会のリンクが切れていたので

2022年8月にリンク先をすべて訂正しました。

 

リンクが切れているのを、わざわざメールで教えてくださった方、

ありがとうございます❗️