わたしたちの教科書 ３話

このドラマは容赦ないですね。
信じられる人は誰一人いない状態になってます。

・手早く証拠隠滅を測らないように手配したはずなのに、すでに明日香ちゃんのいじめの証拠の教科書は隠匿されていた。

確かにあの副校長がおとなしく渡すとは思えなかったですけど。
積木達は予告なしに来たはずなので、最初から隠す気満々ですよね。


・授業中の内職を注意したら親が怒鳴り込んでくる。

これは、おおげさではなく実際あるそうです。
つい先日の「大田総理」の番組でもやってたんですけど、だから、教師は注意できないんだそうです。
私立だけでなく公立も。

もちろん、理由は内職の場合だけではありません。
あらゆることで難癖をつけてくる。
先生はそういうストレスにさらされているそうです。
学校でやる劇で自分の子供が主役に選ばれなかったっていうだけで、怒鳴り込んでくるそうな。
こういう親って昔のドラマでは痛い親として嫌がられてたけど、今では大手を振っている現実です。

おまけにこのお母さん、給食費滞納って……。
「今はやりだから」なんて笑えないです。


・山藤くんが改心したかと思えば、大城先生の密会現場の画像をメールで学校に送る。

簡単に改心しすぎで安直で嫌だなって思ってたんです。
そしたら、口先では謝りつつ、でも、そういう卑劣な手段を練ってたんですね。
それ作る時間あるんだったら、授業受けろよって感じですよね。


・画像流出を知った大城先生が自暴自棄になり、やめるから明日香ちゃんの教科書を返すと言ったはずなのに、学校をやめなくていいことになった途端、手の平返し。

これは、副校長が先手を打ちましたよね。
今大城先生をやめさせたら、いじめに言及されると思ったのでしょう。
画像流出に関しては、山藤君本人が告白してるので、多分、証拠も見つけやすいから、それを理由に出席停止も言い渡せるだろうし、学校から山藤君を訴えることもできます。
打つ手はあります。
だから、まず、いじめの方を封じようと思ったのだと思います。


・加地先生が配ろうとしたアンケート用紙に上にホテルの前でもみ合う加地先生と生徒が。

加地先生はその時目の前にいた生徒を疑ってしまったようですが。
入れるタイミングがあったのは、職員室にいた人ではないかと思います。

そして、あの写真が撮れるということは、そういったことを狙って、加地先生をつけていたということです。

もう最初から加地先生は危ういと思ってたんでしょうね。
副校長が首謀者だとは思いますが、他の先生からのチクりも入ったのではないかとも考えてしまいます。
（ドラマのセオリーですよね（笑）

積木はさらにハードに嘘をつくという所業も見せます。
ピアニストという言葉自体が曖昧なので、法律にはひっからない程度の嘘ではありますが。

そのおかげで、いじめの状況を聞き出せたようです。
そして、誰がいじめてるかを聞き出そうとして、唇が動いたら、続きは来週。

ああ～～～～～～。
なんていうところで止めるんですか～～～～～。
気になって仕方がありません。
来週予告で積木が「あの子は証人になるわ」と言っていたので、聞き出すことには成功したのでしょうか？


このドラマはハードです。
加地先生みたいな先生もいるんだろうけど、加地先生が立ち向かおうとしても、立ち向かえない現実の方がリアルです。

そのリアルを打ち勝つためには、イレギュラーも必要だから、積木はイレギュラーの存在なのかもしれません。
母親の愛に満ちた弁護士ではなくて、容赦なく罪を暴き出す冷酷な弁護士が必要なのでしょう。

来週予告を見ると、そういうところばかりではないところが、またかいま見れそうです。


このドラマはハードです。
重いです。
でも、見ごたえがあります。

来週が楽しみです。






ヒロくんの感想はまた別記事でｗ