久しぶりの好天に誘われて、宍道湖周辺の写真を撮りに行った。太陽は雲間に隠れたり、時には湖面を照らしきらきらと輝いていた。冬の一日にしては、暖かい午後だったが、写真を撮る手は冷たくかじかんだ。湖面の鴨や舟の写真を撮っていると、突然白鳥の群れがやってきた。次々と湖面におり立つ白鳥たちの数の多いことに驚き、感動を覚えるほどだった。しばらくして、白潟公園に行き、夕日を眺めていた。公園には写真を撮る人、散歩を楽しむ人、楽器を演奏する人などがいた。雲が赤く染まるころ、ようやく帰途についた。
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