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世界遺産登録を待つ文化遺産

2008-09-06 | Weblog
平泉・中尊寺 (岩手県)は、 奥州藤原氏三代 ゆかりの寺として著名であり、平安時代の美術、工芸、建築の粋を集めた金色堂をはじめ、多くの文化財を有する。2001年に世界遺産登録の前提となる暫定リストに 平泉-浄土思想を基調とする文化的景観 の一部として記載された。  富岡製糸工場 (群馬県)は、約1万5千坪の敷地内に開設当時の東・西繭倉庫、繰糸場、事務所、外人宿舎など煉瓦建造物がそのままの形で残っており、重要な近代化遺産である。平成19年(2007年)1月23日には文化審議会文化財分科会で 富岡製糸場と絹産業遺産群 として世界遺産暫定リストに加えられた。  さきたま古墳群 (埼玉県)は、日本書紀によると534年、安閑天皇より笠原直使主が武蔵国国造を任命され、埼玉郡笠原に拠点を持ったとされる。関西に匹敵する 中型前方後円墳 が現れた事、稲荷山古墳から出土した 金錯銘鉄剣 に彫られた文字などを考えれば、笠原を本拠とした武蔵国国造の墓ではないかという説があるが、不明確な点が多い。  彦根城 (滋賀県)は、安土桃山時代から江戸時代にかけて建造された天守を有する城郭の一つである。多くの大老を輩出した譜代大名の名門で、彦根藩井伊氏14代の居城であった。国宝の天守、附櫓及び多聞櫓のほか、安土桃山時代 - 江戸時代の櫓・門など5棟が現存し、平成4年(1992年)に日本の世界遺産暫定リストに記載されている。  長崎の教会群とキリスト教関連遺産 (長崎)は、ユネスコの世界遺産(文化遺産)暫定リストへ追加掲載が決まった長崎県内にある教会、キリスト教に関わる史跡、文化財の総称。
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中尊寺・金色堂
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