<矢島美容室 - ニホンノミカタ－ネバダカラキマシタ>
世界中が注目した アメリカ大統領選 。ご多分にもれず、私もテレビ番組にくぎ付けになってしまった。一日中あちこちのテレビ局をはしごして、大統領選に関する番組を見続けた。レポーターが、まるで コンサート会場 のような のり だ 
と言うぐらいの凄い熱気がテレビからでも十分に伝わってきた。さまざまな困難、とりわけ厚い 人種の壁 を乗り越えて、肌の色の違う大統領が誕生するのは 歴史的な変革の日 だと思った。 
オバマ さんの人間的魅力も凄いが、それを 許容 するアメリカ人もまた凄いと思う。 世界の警察 だと威張っているアメリカ人は嫌いだが、 懐の広い アメリカ人はなかなか捨てたものでもない。インタビューの中で、黒人の若者が、 ラップ歌手やスポーツ選手だけでなく、大統領にもなれるんだ！ といった言葉が印象的だった。オバマさんの出現は、若者達を 政治参加 させただけでも素晴らしい。それに比べると、私たち日本人ってどうだろう？？ 魅力的な政治家もいないし、特にこの人になってほしいという人もいない。むしろ この人にだけはなってほしくない という人はいるけれど…残念！！ 
テレビで たっぷり 源氏物語ー源氏物語の男宮たち という番組をやっていた。作者の 紫式部 は娘を抱えた未亡人であったが、時の権力者 藤原の道長 の目にとまり、一条天皇の 中宮彰子 に仕えることとなった。 源氏物語 は、中宮彰子をはじめ宮中の人々のために書かれた物語であった。当時の男性はたくさんの女性と特別の関係をもっていたが、紫式部と道長もそういう関係があったようだと作家の 瀬戸内寂聴 さんは言う。紫式部が宮中を退いてからの消息は定かではないが、当時の女官の多くは時の権力者のお手付きで、宮中を退くと出家したことから、紫式部も出家した可能性が高い。作者が出家した後の源氏物語は作風ががらりと変わる。 光源氏 が 雲隠 した（亡くなった）後、源氏の子（実は 女三の宮 と 柏木 の不義の子） 薫 と源氏直系の孫 匂宮 との三角関係を描いている。作者も三角関係に悩んでおり、実体験による当時の女性の心の叫びを、小説を書くことによって解放していたのではないか…。 寂聴さんのお話と解説が面白く、文化の日にいい番組を見たと思った。なお、執筆の動機としては、①作家としての文才や創作意欲を満たすため ②寡婦としての寂しさや無聊を慰めるため ③式部の父がその文才で官位を得たように式部が女房になるため …といった様々な説がある。
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中国の 後漢末期から三国時代 にかけて 群雄割拠 していた時代の興亡史である 三国志 を映画化した レッドクリフ が公開されている。 
配役も登場人物もとても興味がある。近いうちに是非見に行きたいと思っている。
三国志は、ほぼ同時代の歴史家 陳寿 （233年 - 297年）がこの時代の出来事を記録した歴史書の名前にちなんでいる。 三国志の舞台は、今から約1800年前の中国。それまでは 後漢 が中国全土を支配していたが、政治の腐敗や民衆の反乱などにより王朝の支配力が衰退。各地の有力者たちは自身の勢力拡大の戦争に明け暮れるようになる。この群雄割拠の時代は約50年にわたって続き、最終的には3つの勢力が生き残った。これらの三大勢力は、それぞれ独自に皇帝を名乗って 魏・呉・蜀 という国を興し、この三国がさらに約50年間、 天下統一 を目指して戦争を続けることになるのである。  |
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| 三国志 | ||||
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