「炭を焼くのは良いけど、杉の炭では採算が合わんよ。」と言われました。杉は備長炭に比べて重さが半分ほど軽いのです。さらにもう一つ歩留まりが悪いのです。その為600キロ焼ける炭窯で焼けた備長炭を仮に100円/1キロとして買い取れば、60,000円ですが、杉の炭ならその半分以下の27,000円ぐらいにしかならないのです。これでは山の人は杉を焼いてはくれません。
こういう事から杉の炭を備長炭と同じ価格で買い取ったのです。もちろんこの値段では売れませんから色々加工を考えて売り出したのです。市場価格からいくと非常に高い炭です。同じ杉の間伐材も材木屋で買うほうが遥かに安いですね。
それでも山で働く人たちがうるおい、山を手入れして杉の木の足元まで太陽が照らせば、腐った水を流さないし、害虫も居なくなるし、当然花粉もそんなに飛ばしませんから花粉症の方にとっても朗報です。
こういう事から杉の炭を備長炭と同じ価格で買い取ったのです。もちろんこの値段では売れませんから色々加工を考えて売り出したのです。市場価格からいくと非常に高い炭です。同じ杉の間伐材も材木屋で買うほうが遥かに安いですね。
それでも山で働く人たちがうるおい、山を手入れして杉の木の足元まで太陽が照らせば、腐った水を流さないし、害虫も居なくなるし、当然花粉もそんなに飛ばしませんから花粉症の方にとっても朗報です。