奥大井湖上駅から鉄橋を歩いて渡って、次に目指すのは。
あそこ!
あの、ガードレールがあるところね。あそこ、レインボーブリッジ撮影ポイントだそうです。
撮影ができるように、ちゃんと山の木もカットしてくれているそうな。ここまできたら、そこ、行っとかなあかんやろーーーー
鉄橋を渡った後の山を登るかのような階段は、足の筋肉が引きちぎれるかと思うほどの急峻な階段でした。
登るのに必死で、その階段の写真を撮るのを忘れたわ。
そこを昇りきると、眼下にこちらの駅の駐車場を見ることができます。
そうかーそうかー、トロッコ列車が到着した時に、妙にお客さんが多いなぁと思ったのは、車でやってきた人々がいたからなのか…とこれを見た時に気がつきました。
さらに階段をえっさほいさ登って撮影ポイントを目指します。
さあ、着きましたよ。撮影ポイントからの眺めは、コチラ
あの鉄橋はレインボーブリッジと呼ばれているって、なるほどーー、なるほどー、なんて夢のあるお名前、そしてこの景色。
こんな湖の上に駅を作るなんて、なんてすごくて素敵なんでしょ
山に登る人の気持ち、海に潜る人の気持ちが…、なんとなく、わかるような気がします。何も、こんなところに駅を作らなくても…なにも、こんなところまで来なくても…、と思いますが、
来ないとわからない魅力があるものですね。
接岨湖は、まるでミルクを混ぜたかのように白く濁っていましたが、この景色は格別です。
足はパンパン、汗はだらだら…
、そんなこと、忘れてしまうくらいの素敵な眺めです。
ここにカメラでも設置していただいて、色んな季節、色んな時間のこちらの眺めを見てみたいわぁ…という気持ちにもなりました。
さて。景色を楽しんだ後。
お客さんの多くは奥大井湖上駅から歩いてひと駅向こうの、接岨峡温泉駅に向かっているようでした。
それもいいのですが、せっかくここまで来たので、自分は再び、奥大井湖上駅に戻ることにしました。
・・・・・ということは、また恐々、レインボーブリッジを歩いて渡ることになり…。おー、こわっ
だーれもいない駅で、一人で佇みました。
静岡駅で買った、大好きな塩パンを食べてみたりしました。
ここまで来て、塩パンを食べてるのって、自分くらいなもんやろっ
記念のノートに、ちょいと書き書きしてみたりして。
1~2時間に1本しかないトロッコ列車ですから、時間が有り余るほどでした。
ふと、思いましたが、ここにはトイレも自販機もない。もし、トイレをしたくなったら…。野しょん?野〇〇?
ここで調子が悪くなったら、救急車が来れない…とか、いろいろ考えてしまいましたが…。
待つ時間はすんごい長い!と思っていたけど、割に早く時間が過ぎました。再び、トロッコ列車に出会えたーー。
奥大井湖上駅で過ごすのは楽しかったのだけど、やってくるトロッコ列車を見て、心底、ほっとしたのも事実です。