虹のじ ゅもん

当ブログを訪れた人には「夢が叶う」という呪いがかかる。

猫をかわいがったら呪いはさらに強力になるであろう。

続ける才能

2016-10-17 | つぶやき
幼稚園から中三の十二月までピアノを習っていたのだが、けなされた記憶しかない。
練習してないんだから下手だし、ほめられるわけがない。

物作りが好きで、折り紙や、紙細工、木工細工をよくやっていた私にとって、同じ楽譜を弾くピアノが性に合わなかったのじゃないかと思う。

だらだら続けていたら、小五、六あたりでショパンワルツを弾けるようになり、テレビで中村紘子さんが弾く「子犬のワルツ」を聞いて、同じ楽譜でもこんなに違うんだ、と気付いてそのあたりからまじめに練習を続けた。
結構がんばった。

音楽の才能があれば、最初に「ド」と弾いた時点で、弾き方によって全く違うことがわかるのだろうし、ピアノを弾いているだけで幸せ、怒られても隠れてでもピアノを弾きたいって言うのが才能なのだと思う。

ものすごく地味だけど、私には何かを始めたらとにかく続けるという才能があると思っている。

ほめられた事なんてただの一度もなくて、けなされっぱなしで続けたもんね。
ほめて育てるって言うけど、ほめられなくたってやる奴はやるのだよ。ふん。



このブログを読んだ人には「続ける」という呪いをかけてやる。
今、始めた事、あるいは今続けていることを十年続けて、十年後、自分で自分を幸せにすることができるだろう。
コメント (8)
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