
今日は図書館で「白洲次郎・正子の食卓」という本を借りてきました!
新潮社 牧山桂子著
読むまでは著者の牧山桂子氏が母親の白洲正子の手料理、食卓の思い出を書いたエッセーかと思いました。
ところが、意外なことに白洲正子は料理を作らない母親であり娘の牧山桂子氏が、母親の実家である樺山家、父親の留学先のイギリス料理などを両親の思い出などを参考に
作り、白洲家の食卓を再現したもであることが分かりました。
著者牧山氏は、しきりに自分に料理の才能があるとは思わないといいますが、なんと言っても白洲次郎・正子の娘です。
その点は彼女も「両親に随分色んな場所へ食べに連れて行ってもらった・・、舌が覚えているということは、作る面でも良いことだと思う」と著書で述べています。
この本では全部で約80品の料理が紹介されそれぞれにそれを食べた白洲次郎・正子の感想思い出が語られています。
内容も和洋中華、洋菓子・和菓子と様々です。
出来栄えは、その道の職人一流のシェフの作品といっても過言ではありません。
そして、白洲家に所蔵される見事な器の数々が料理の出来栄えを更に引き立てます!
僕がこの中で食べてみたいと思った料理(どれも食べてみたいのは当たり前であうが)は、ぐじの一夜干しですね。
残念ながら、未だに「ぐじ」というお魚を食べたことがないのが理由ですね。
白洲次郎
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E6%B4%B2%E6%AC%A1%E9%83%8E
ぐじ
http://www.kbs-kyoto.co.jp/tv/ippin/2007/01/a14.htm
