昨年12月頃より、鼻詰まりがひどくなり・・そのつど、市販の鼻薬を買って飲んでいたんですが・・いっこうに良くなりません!
年明けも、だんだんひどくなり、ようやく「これはおかしい?」と気づき、近くの町医者の耳鼻科に行きました。
通ってるうちに、良くなると思ったけど、診断の先生から意外な一言
「こりゃ、うちじゃ、処置できないんで大きな病院に紹介状書きますね。そこでまた診てもらってください」
先生に聞いたら、鼻の鼻腔内にポリープが出来、それが鼻の内部で穴を塞いでいる状態なので、手術で除去する必要があるという
ことでした。
で、2月に大きな病院へ行き、先生から出た診断は
病名 慢性副鼻腔炎 副鼻腔乳頭腫
手術名 内視鏡下鼻副鼻腔手術、副鼻腔腫瘍摘出手術
・・この、腫瘍摘出というのが、ビビりますね。当然、細胞検査もありました・・結果は良性でした((´▽`) ホッ)
以降手術に向けて、CT検査、MRI検査を経て・・手術の順番待ちもあるため、ようやく手術日は5月30日と決まりました!
手術までの期間、治療はとくに無く薬の服用のみです。鼻水の出を良くする錠剤と、1に1回1錠の抗生物質のみです(笑)
だから、手術までの期間、絶えず鼻づまりで、苦労しました。薬は強くもないので、あまり効かないですね。
困るのは、睡眠。結局、鼻づまりで夜中に何度も起きるので、特に3月~5月は慢性的な睡眠不足でした。
手術、そして退院までの時系列
5月29日
午前10時までに、病院へ。入院手続き経て、昼食、入浴、14時に下剤、夕食。手術前日で、とくに処置は無し。
21時からは絶食・・以後、5月31日の朝食まで無し。但し21時から翌日8時までに500mlの水を飲まなければならない。
子供から、アレンジフラワーをお見舞いにもらう。21時に消灯。
5月30日
朝8時までに手術着に着替える。エコノミークラス症候群防止の「圧迫ストッキング」もはく。
9時から点滴開始。
12時45分に、手術室へ向かう。以下、画像のとおり・・
麻酔は、ほんと、麻酔医から「はいこれから麻酔投入しますね」・・・という言葉が聞えた以降。まったく記憶無し(笑)
午後4時、手術が終わり、病室で意識が戻る。先生から、腫瘍(ポリープ)摘出は成功と伝えられる。
ここから、翌日朝6時まで、絶対安静のため取り付けられた「尿管」のものすごい、違和感のため、寝れません(悲)
手術は耐えられても、この尿管の違和感は、なんというか「拷問」ですね。自分では、おしっこがしたくて、膀胱パンパンなのに、おしっこが・・一滴も流れない感覚・・ただ、実際は数滴づつ流れているので、尿管のホースの先には少しずつおしっこは、溜まっていきます(時間はかかるけど)
ついでにいうと、このとき、下半身はT字帯という、小さなふんどしみたいのが装着されているだけで、ほぼスッポンポン。
オチンチンの先に管が突っ込まれています(汗)
5月31日
朝6時、ようやく、尿管、心電図、酸素マスク、脈拍計等各種コード類が外され、ようやく自由の身になりました。
朝食食べて・・午前中に、個室から大部屋(といっても4人部屋)に移動。
6月2日
摘出手術は、止血に長さ5センチくらいの綿棒を2つ、鼻の中に入れていたけど、午前中に先生が、この綿棒を鼻から抜きました。
抜くとき、なんか、綿棒をぐりぐり回すように、抜くので、ばか痛かった・・
6月3日
この日の午後6時で、点滴は全て終了!あとは、ほんと自由の身です(笑)
日課は、生理食塩水を使った鼻洗浄を毎日朝、昼、晩と3回実施、それと薬剤の吸入を機械を使って1日2回行います。
先生の検診で、6月6日に退院が決定。・・入院前に、病院側が渡してくれた、工程表?(笑)どおりの、流れで推移し、無事、処置は
終わった感じですね。
病院の食事は、出来立てあつあつで美味しかったです!
入院時、テレビはあまり見ないで、もっぱら、ラジオでしたね!
病棟談話室からの眺めは、北信越地区の山々が見れて、すごく景色はイイです!
女房は、手術の日、開始前の午前10時から、終了後、消灯時間の午後9時の11時間を付き添いをしてくれ、ありがたかったです!
パイプ椅子で長時間の着席は、ものすごく疲れるけど、その間、写真のアクセサリなど縫って、時間をつぶして
ました。彼女は、結婚以来、一度もイライラしたそぶり、感情が顔に出るなど、無く。27年間、ずっと常に鷹揚に構えるというか、
受けて立つというか・・ニコニコ笑って、でも、横綱相撲ですね(笑)性格が大陸的で、ひそかに敬服しています(笑)
病棟の売店で、暇なので写真の本を買ったけど・・今回の病気は、結局は、免疫力の低下が引き起こしたと、僕は勝手に原因を推測しています。
過去2回、入院経験があるけど、2回とも原因不明の高熱が下がらない症状で、結局2週間にわたる点滴投与
で直しました。どうも、十数年に1回の間隔で、極端に免疫力低下が起こる気がします。
次、起こるとしたら、60歳を超えてるいるわけだけど、もしそうなら・・次は・・癌?・・いやな予感がします。
この本には、誰でもできる簡単なことで免疫力が上がる方法が、いくつか書かれています。・・出来ることから、実践ですね!
具合が悪くなってから、医療機関にかかり、疾病等の不具合を対処療法で治す・・そうではなくて、普段の生活の中で、
病気になりにくいカラダづくりをする・・・これが、根本的対策だと、僕は今回の病気でそう感じました。
さらに、偉そうなことを言えば、今、日本の医療費は年間約40兆円ですよね。今回、消費税増税は見送られたけど、医療費含め社会保障の充実を増税で実現するという考えは、まあ、否定はしないけど、介護も含め・・個人で支出を抑える工夫をする・・すなわち・・個人個人が医療介護機関にかからない健康体を、高齢化しても実現し、保険給付を逓減する!というのは必要だと思うんですけどね。
マスコミ自ら、権利の主張の展開ばかりで、Duty(義務)を問わないのは片手落ちだと思いますね。フェアじゃない・・
国の支出の削減は、公務員、政治家だけでなく、国民も同じだと思うんですけどね・・
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