野暮な仙人の野暮な暮らしと独り言

今は昔、伊豆の山中に野暮な暮らしをしているという仙人が、犬1匹と猫2匹で気ままに棲んでいたそうな!

2015年クルーズの想い出(バルト海)-その2

2015年06月10日 12時00分10秒 | 独り言(ツブヤイター)
乗船後、出航に先立ち恒例(義務付けされた)の全員参加の避難訓練が行われたが、
私達の一時避難場所は船内(7階)のカジノでした。



さすがに、カジノになれた米国人乗船客が少ないだけに、カジノはいつもほとんどお客さんが入っていなかった。
13階にはプールやジャグジーが設置されており、私達日本人には肌寒い(3月初旬の気温)感じにもかかわらず、
多くのヨーロッパ人が日光浴やスイミングを楽しんでおり、短い夏を謳歌されていた





(この時期は白夜の時期にあたり朝3時半頃には日の出を向かえ、夜の10時半頃まで明るく、夜の10時頃までは外で新聞が読めるような状態です)
13階に設置されたフィットネスセンターは終日満員状況であったが、海を見ながらの運動は本当に気持ちの良い汗を流すことが出来、



その後のジャグジーとあわせ、クルーズ船ならではのひと時を体験することが出来る

毎晩、劇場では華やかで見ごたえのあるショーが行われ、









下船を翌日に控えた最終日には
船長以下各セクションのスタッフも舞台に登場し、観客からの盛大な拍手が鳴り止まず大いに盛り上がりました









イタリアの船だけに食事を楽しみにしていたが、特にイタリア色の強いメニューではなかったのが少し残念だった。
オリエンタル・レストラン《上海》ではしゅうまいや春巻きなどに加え、さまざまな巻物の寿司や刺身が用意されており、







寿司の盛り合わせを食したがやっぱりうまくなかった(酢やわさびがほとんど利いていない妙なものであった)
終日営業の13階のバイキングレストランで、客の目の前で注文に応じ調理してくれたパスタは行列をなしていたが、
言葉の壁に阻まれうまく注文できなかったのが残念!



ピッザは種類も多くおいしかったので昼食時には毎日のようにいろんなピッザを食べることが出来た。

なんと言っても、クルーズ(船旅)の醍醐味は、終日さんさんと照る陽光の元で、ボケット
丸い地平線と海原&白い雲が浮かぶ青い空を眺めながら過ごすことです



《続く》

2015年クルーズの想い出(バルト海)-その1

2015年06月09日 19時33分58秒 | 独り言(ツブヤイター)

毎年、世界の各地にクルーズに出かけますが、パートナー靖子さんの自家農園の農作業の関係で、出かける時期は農閑期限定となっております。
前々から、ぜひ出かけてみたいと思いながら農作業との関係で出かけることが出来なかったトップシーズンの夏の北欧へのクルーズが、
農作業を計画的に調整し、実現の運びとなりました。





今回の船旅はトップシーズンのドイツ・スウェーデン・バルト3国のエストニア・ロシア・フィンランドのバルト海に面した5カ国を
イタリアのMS社のクルーズ船・オーケストラ号(92,409トン)で巡る船内7泊8日の短いクルーズでした。







乗船客は約2200名。内、日本人は約30名、ほとんどの乗客はドイツ人、フランス人を中心に周辺諸国のヨーロッパの方達でした
(どこででも昨今見られる騒々しい大陸の方は数人だけで救われました)。
アメリカ人が多いクルーズ船とは違い、シックで落ち着いた船内のムードはシニア層にはしっくりと来るような気がしました。
トップシーズンということもあり、各寄港地には多くの大型客船が入港しており、







それぞれの港周辺の観光地や街は大変賑わっておりました。
1隻に2500~3000人の乗船客が乗っており、
総勢10,000人近い人達が一時に繰り出すのですから盆と正月が一気に来たという感じです。《続く》