ただごと

たいくつこそがすばらしい!日常のただごとをただごとでない風に綴るのらくら日記

小さな世界

2010年11月19日 | 日記

先日の記事で借りた本を返しにいくついでに借りてきた本。

 

谷山浩子 きみの瞳につまづいたネコ

谷山浩子 メゾピアノ(CD)

ステファノ・フォン・ロー 小さい”つ”が消えた日

 

お世話になっている方のブログで「谷山浩子」の名前を目にして

懐かしいな、と思い、ネットで図書館の蔵書検索をしてみたら、

あるわあるわ!ってくらいヒットしたので(古い物は大体、書庫扱いだったんですが)、

まずは、昔読んでみたくて、でも読まなかった本、から読んでみる事に。

なにせコバルト文庫ですよ!「恋を夢見る乙女のための小説誌コバルト!」

このコピーが気恥ずかしくて、当時リアルタイムでは読まなかったんですよね。

「恋」も「乙女」も、鼻でせせら笑ってました。(むしろ男に生まれたかったタイプなので)

そうして通りすぎてきたものに、せせら笑われる年齢になった今、果敢にチャレンジ。

…まだ1Pも読めてません。(乙女を求めておきながら、乙女の格式の高さに足踏み)

 

その検索ついでに、彼女のCDもヒットしたので、借りてみました。

初!図書館でCDを借りる!!

「ただで借りられるんだ!」という感動があったのが可笑しかったです。

本だってただで借りてる、っつーのに。有難い話です、本当。

CDは彼女の代表曲を集めたピアノオンリー、つまりインストルメンタルだったので

(cotton colorと恋するにわとり、以外は知らない曲だった)

彼女の作詞の魅力を堪能する為に、歌入りのCDを借りる必要性にも迫られてます。

(うちのパソはyoutubeがうまく動作しない)

 

それから、「小さい”つ”が消えた日」は、人から勧められて読んでみた本。

予約して2カ月以上まち、ようやく読めました。

七咲のあとにもまだ予約が詰まっているらしいので早く回さないといけません。

七咲はこの本、全然知らなかったのですが、有名な本なのでしょうか。

言葉遊びがとてもとてもとても楽しかったです!!久しぶりにわくわくしました!

 

そしてこの本を読んで思い出したのが、「あ、七咲もやってた!」という

幼少期の思い出。

 

色鉛筆(当時はクーピー)を、きいろさん、あおくん、しろさん、だいだいちゃん…と

12本全部に人格を与えて(今で言う処の、色鉛筆擬人化、ってやつですよ)

人形遊び、ならぬ、クーピー遊びをやってました。

多分、誰しも何かしら「擬人化」という経験はあるんじゃないかと思いますが

(だからこそ今、こんなにも巷でウケているんじゃないかと)

未だに、大まかなストーリーとか人間(?)関係とか設定とか思い出せます。

 

園児なりに「自分の世界」を作っていたあの時が、今に繋がってるのかと思うと

(葉っぱちゃんたちの擬人化の諸悪の根源)

なかなか根深いな自分、と、やや半眼になります。