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穀倉地帯「Plaine de Beauce(ボーズ平野)」の商業都市「Chartres(シャルトル)」まで、パリから車で約1時間半だが、鉄道利用の場合は「Montparnasse(モンパルナス)駅」からSNCF(フランス国鉄)のTER(地域圏急行輸送)で約1時間だ。
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到着した「Chartres(シャルトル)駅」から徒歩約10分にある「Cathédrale Notre-Dame de Chartres(シャルトル ノートルダム大聖堂)」のはじまりは、4世紀の聖堂に遡るともいうが、度々火災に遭い、11世紀にロマネスク様式を基調に再建された大聖堂も、再び1194年の火災により大部分が焼失したという。焼失、再建、修復を繰り返し、13世紀中ごろまでにほぼ現在の形になったという。
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尖塔の左が、高く垂直線を強調した「Architecture gothique(ゴシック建築)」で16世紀に再建され、右が半円アーチをもつローマ風という「Architecture romane(ロマネスク建築)」で、火災を免れて1140年の建設当時の姿を見せている。
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同大聖堂は、フランスを代表する美しい宗教建築と言われているが、「bleu de Chartres(シャルトル・ブルー)」と言われる鮮やかで奥深い色彩を放ち、繊細な配色に彩られた176(172とも)窓のステンドグラスも、その比類ない美しさでよく知られている。第二次世界大戦で同地方が大きな被害を受ける中にあって、ステンドグラスを外してドイツ軍の爆撃から守り、13世紀の姿を現在に伝えているという。
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また、「Karl Ⅱ(カール禿頭王)」(823年~877年)寄進の聖母マリアの聖衣「Sancta Camisia(サンクタ カミシア)」を所蔵し、「ノートルダム(聖母マリア)信仰」の中心地となって、多くの巡礼者を集めて来たというが、キリスト生誕時に着衣していたというその伝承の「聖母マリアのチュニック(丈が長めの上着)」も公開されている。
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荘厳だが、その名前「Notre-Dame(聖母マリア)」にふさわしい優しさを湛えて、訪問者を迎え入れてくれる大聖堂で、「bleu de Chartres(シャルトル・ブルー)」見学のためにも、ぜひ訪問したい聖地だ。なお、月曜日~土曜日の11:45からと18:00からのそれぞれ約30分間、水曜日と金曜日の09:00からの約30分間、日曜日の09:00~12:00は、ミサのため入場制限があるので、承知したうえで予定を組みたい。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/d8/98af58647284c1f67131af4c3cf6e61a.jpg?1590757390)
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