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八島ヶ原湿原🙂😐😐標高約1,600メートルにあって約12,000年前に誕生した我が国の南限にあたる「高層湿原」

2021-09-11 06:00:00 | 国内旅行


中央自動車道「諏訪インターチェンジ」から車約30分、国道20号線信号交差点「元町」(「宮坂醸造」前)から車約25分の「八島ヶ原湿原」は、「八ヶ岳中信高原国定公園」の「霧ヶ峰高原」北西部の標高約1,600メートルに位置する高層湿原だ。
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我が国「高層湿原」の南限にあたり、約12,000年前に誕生したという同湿原は、1939(昭和14)年に国の「天然記念物」に指定されているが、面積は約3,000ヘクタールで、寒冷地のため植物の腐敗と分解がしにくく、約8メートルの厚さとなった泥炭層が堆積しているという。
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長野県諏訪市と諏訪郡下諏訪町にまたがる同湿原は、繊細な湿原植物や亜高山植物など年間約360種類もの植物と、過酷な環境の中で生命を繋ぐ動物たちを育んできたという。しかし灼熱の夏はここにも及び、目にするのは、湿原を彩るはずの植物の群落の著しい衰退で、未来の世代へこの高層湿原を残せるのだろうかとの思いが昂じるばかりだ。





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