
26日は、党岩手県委員会で小選挙区立候補者会議があって出席した。1~4区の4人が出席し、県委員長が簡単にあいさつした後、それぞれ取り組んでの感想をのべた、私は「わずか24日間のたたかいであったが、演説で党員や支持者をはげますことを第一にがんばったので、党員冥利に尽きる」と発言した。東北ブロックと岩手では前進面を開いて議席を確保したのだが、全国的には1減であり情勢の複雑さを反映していると思わざるをえない。
行きかえりの列車の中などで、佐伯泰英の〈居眠り磐根〉シリーズの41巻目にあたる『散華の刻』を読んだ。面白いので家に帰ってからも読んで、1日で読み終わってしまった。話は磐根の元所属していた関前藩をめぐる騒動で、江戸家老が関前藩の物産事業を乗っ取り、長崎からの物品の販売にかこつけ大麻を江戸に持ち込もうとするのを、国家老で磐根の父である正睦が出府して磐根とともに解決にあたるというものだ。いつもながら、磐根の剣が問題を解決するのだが、「あとがき」を読むと、何となくこのシリーズの終了が近づいているような感じだ。磐根がこれ以上出世するような姿は見たくもない気がするので、それもありかなとも思った。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます