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12日の東京行きの戻りに、「新・御宿かわせみ」を読み終え、途中から、佐伯泰英の吉原裏同心シリーズ№16「仇討」を読み始め14日までに読み終えた。
佐伯作品は「居眠り磐根江戸草子」「密命」「鎌倉河岸捕物控」「よいどれ小藤次」などのシリーズがあり、「密命」は最終回となった。「吉原裏同心」シリーズは、宮古市議選の応援に行っている2か月ばかりの間、単身での泊まり込みで退屈を紛らわすための本を探していて見つけ読み始めたものだ。
西国の藩に仕えていた神守幹次郎が、幼馴染で借金のかたに無理やり結婚させられた汀を奪いだし女敵打ちに追われながら旅をつづけ、吉原にすくわれ吉原会所の用心棒となり、「裏同心」と呼ばれている。佐伯作品では主人公はチャンバラがめっぽう強いのが特徴で、幹次郎も居合の名手であるとともに、薩摩示現流を使う剣客である。
シリーズ16の「仇討」は、第4話に掲載された「仇討始末」からとったものと思う。この話では、吉原で討手の若者が吉原で敵に出会うという設定で、吉原の治安維持を担う幹次郎たち会所の面々がこれをおさめ、翌日尋常の仇討となる。剣の腕は敵の方が強いのだが、仕込み杖を抜くこともなく打たれてしまう。追うもの追われるものの心理描写がなかなかのものである。いつよんでも、はらはらドキドキさせられる。そして、何よりの読みやすさが佐伯作品の特徴だろうと思う。
佐伯作品は「居眠り磐根江戸草子」「密命」「鎌倉河岸捕物控」「よいどれ小藤次」などのシリーズがあり、「密命」は最終回となった。「吉原裏同心」シリーズは、宮古市議選の応援に行っている2か月ばかりの間、単身での泊まり込みで退屈を紛らわすための本を探していて見つけ読み始めたものだ。
西国の藩に仕えていた神守幹次郎が、幼馴染で借金のかたに無理やり結婚させられた汀を奪いだし女敵打ちに追われながら旅をつづけ、吉原にすくわれ吉原会所の用心棒となり、「裏同心」と呼ばれている。佐伯作品では主人公はチャンバラがめっぽう強いのが特徴で、幹次郎も居合の名手であるとともに、薩摩示現流を使う剣客である。
シリーズ16の「仇討」は、第4話に掲載された「仇討始末」からとったものと思う。この話では、吉原で討手の若者が吉原で敵に出会うという設定で、吉原の治安維持を担う幹次郎たち会所の面々がこれをおさめ、翌日尋常の仇討となる。剣の腕は敵の方が強いのだが、仕込み杖を抜くこともなく打たれてしまう。追うもの追われるものの心理描写がなかなかのものである。いつよんでも、はらはらドキドキさせられる。そして、何よりの読みやすさが佐伯作品の特徴だろうと思う。
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