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取材拒否して前原政調会長頭が高い。政治家は言葉が命。

2012-02-24 12:41:47 | 国政、議会と政治、産業構造論
言うだけ番長の政治家の発言                24.02.24   
 今の政治家は、発言の内容が意味不明で実行力が希薄である。丁寧に説明する、常套句でご理解を戴きたい。説明の中味は伴って来ない。政府行政の役職大臣等立場を弁えず個人の意見を平気でいう。そしてトドのつまりは、弁解してそれで終わり。結論は見えてこない。結果も出ない。政治家の発言は重い。言葉とは語源によれば、心の中を口で言うと多くの葉となる。そして聖書は初めに言葉あり、神とともにありと宣う。鳩山元総理は国連で地球温暖化CO2の削減を25%と国際公約した、菅前総理は、福島原発の地震津波に慄いて、原子力のストレステストを再稼働の条件にした。代替えのエネルギーの考察なしの発言は、国民をすぐにでも出来る太陽光発電、風力発電と錯覚させた。その結果多くの石油や燃料液化ガスを輸入しなければ次夏の電力事情は維持が困難である。25%削減したクリーンエネルギ―どころか、国民は口にマスクをして高度な生活を維持しなければならない。明日の停電におびえながら。
 現在は全国の電力不足は関係なく原発の稼働状況は54基のたったの二台である。さて、前国交大臣の前原さん「言うだけ番長」の産経新聞の記者に取材拒否をしたと報じているが、さて前原さんは国交大臣として、民主党のマニフエスト「コンクリートから人へ」のキャッチフレーズを看板に八つ場ダムの中止を始め、公共工事費の予算削減を実行した。悪例の実績を残した、今回の記者会見の締め出し自分の主張が正しいと聞こえる。鳩山、菅前総理の発言は、自分の発言じゃないと責任逃れをするつもりかもしれないけれどもと一見国民の人気取りには写ったが、どこか感覚的にずれている。記者会見は取材記者に発表しているのでは無い。政治家は信念を持って国民に公表しているとの自覚が必要である。国交大臣の時の発言は今や現職は立場が違うと弁解できるだろうが国交大臣前原が発言した内容は非常に重い。公共工事を中心にする土木業者の衰退は惨憺たるものである。その結果多くの建設業者はダンプトラック、建設用機械(バックホー、クレーン)等大量の資器材を処分した。その多くは東南アジアに中古品として転売されて日本は器材不足である。工事受注量の減少は多くの経験豊富な多能工の建設作業員の他産業へ流出を招き建設労働者の回復は困難である。
東北地方を始めこの建設機械、資器材、熟練工の人材の損失は、東北大震災の早急な復興の進捗を遅らせる大きな足かせになっていることを前原・前国交大臣は責任を感じなければならない。記事が事実と反した、人をおとしめるための悪口というなら、この結果は私が行政を動かしたことであると開き直ってみたらいい。橋元大阪市長と面談した、しないと発言するのは密室で選挙地盤の調整をしたと勘ぐられても弁解はできまい。
言い訳や弁解しない発言が実行力の結果として実績になった時に人々はその政治家を信頼する。議員になったとたんに自分は偉いんだとうぬぼれると議員・同僚、選挙民のサーターは不足する。