劇団夢桟敷「薔薇色之病室」三部作は昨年9月から熊本→大阪→名古屋を経て、4月30日で熊本市健軍文化ホールにて幕を閉じました。
ご来場頂いた皆々様、そして制作や舞台作りにご協力頂いた皆様に感謝申し上げます。
私の所属する劇団夢桟敷は1979年に「犯罪劇」をテーマに劇団を立ち上げ、劇作りの方法をアンチ・リアリズムの旗を掲げてきました。
演出としては1960年代に登場したアングラ劇の旗手(テラヤマ・唐十郎・・・)に強く影響を受けました。
いつかは夢から覚めるだろう!と思いつつ、毎回、全力疾走で走り続けてきた結果、夢の中へ吸い込まれるばかり。抜き差しならない出口への迷宮入りです。
日本の小劇場界も様変わりしてきて、昔の「アングラ」は死語として捉えられているのも現状です。むしろ「アングラなんて知らない世代」が現在の小劇場です。
彼ら若い世代にとって情報としての「演劇の歴史」に過ぎないのでしょう。
しかし、世代を超えて劇に引き継がれる魔力は新しい想像力を形にしていく新しい役者の登場を待ち望んでいるように思えます。
観客は戯曲を読みに来ているのではなく、役者というとんでもない怪物に感動するのです。
怪物たちは戯曲以上のことを表現する力を持っています。
「薔薇色之病室」ではそれを意識して臨みました。
夢桟敷には怪物たちがいる。こころウキウキです。
演劇の僻地?熊本で突然変異の進化を辿っているのです。
右へならえ、横並びは嫌いです。
しかし、声に出さなくても、今、多くの方々が期待していることを見つめているつもりです。
「愛と平和」ですね。
劇はその裏返しを表現することで現実と対峙していくのです。
「笑いと涙」は、だから、古来より娯楽として受け継がれてきたのだと思うのです。
さて、次回公演は?・・・仮題「タケトリ物語」(作・夢現)。
台本はできちゃいませんが、大丈夫!
誰でも知っている物語の現代バージョンが広がっていきます。
かぐや姫たちはここに生きている。千年生きている怪物たちである。
不老不死の物語へ。
永遠の愛とは・・・。謎が謎を呼ぶ劇へ。
ご来場頂いた皆々様、そして制作や舞台作りにご協力頂いた皆様に感謝申し上げます。
私の所属する劇団夢桟敷は1979年に「犯罪劇」をテーマに劇団を立ち上げ、劇作りの方法をアンチ・リアリズムの旗を掲げてきました。
演出としては1960年代に登場したアングラ劇の旗手(テラヤマ・唐十郎・・・)に強く影響を受けました。
いつかは夢から覚めるだろう!と思いつつ、毎回、全力疾走で走り続けてきた結果、夢の中へ吸い込まれるばかり。抜き差しならない出口への迷宮入りです。
日本の小劇場界も様変わりしてきて、昔の「アングラ」は死語として捉えられているのも現状です。むしろ「アングラなんて知らない世代」が現在の小劇場です。
彼ら若い世代にとって情報としての「演劇の歴史」に過ぎないのでしょう。
しかし、世代を超えて劇に引き継がれる魔力は新しい想像力を形にしていく新しい役者の登場を待ち望んでいるように思えます。
観客は戯曲を読みに来ているのではなく、役者というとんでもない怪物に感動するのです。
怪物たちは戯曲以上のことを表現する力を持っています。
「薔薇色之病室」ではそれを意識して臨みました。
夢桟敷には怪物たちがいる。こころウキウキです。
演劇の僻地?熊本で突然変異の進化を辿っているのです。
右へならえ、横並びは嫌いです。
しかし、声に出さなくても、今、多くの方々が期待していることを見つめているつもりです。
「愛と平和」ですね。
劇はその裏返しを表現することで現実と対峙していくのです。
「笑いと涙」は、だから、古来より娯楽として受け継がれてきたのだと思うのです。
さて、次回公演は?・・・仮題「タケトリ物語」(作・夢現)。
台本はできちゃいませんが、大丈夫!
誰でも知っている物語の現代バージョンが広がっていきます。
かぐや姫たちはここに生きている。千年生きている怪物たちである。
不老不死の物語へ。
永遠の愛とは・・・。謎が謎を呼ぶ劇へ。