【上半期】2012回顧につづく【下半期】7月~11月。
演劇公演サダ三部作の②「赤色時代」7月から③「極楽少女」11月を駆け抜けた。
当初の予定では「サダ」企画を出前劇するつもりだったが、7月の九州集中豪雨で被害を受けた旅館からキャンセルされた。改築に1年はかかるとのこと。温泉巡りのツアー公演は先送りとなる。
同時進行でキッズミュージカルのワークショップも11月の発表会に向けてやっていた。
商業(芸能界)でも教育(学校)でもなく「表現」として取り組むために!キッズ演劇で未来へ繋ぎたいのである。演劇を作るのはロボット(産業技術)ではなく人間(こころと身体)だ。
【7月】
河原町秘密基地は仮オープン「アートの日・7月8日」にシャッターを開けた。焼肉と缶ビールで乾杯する。内装は未完成のまま。運営方針未定。暫くは物置として使おう。
12日~13日は熊本市内でも「これまで経験したことのないような大雨」(気象庁発表)に見舞われた。九州各地で水没・崖崩れや死者まで出た。
キッズの稽古はダンス振付で汗を流していた。夢現より台本もあがってきた。「座敷わらしの不思議な呪文」。形が見えてきた。
■No.60「赤色時代」公演。7月27日(金)~30日(日)4ステージ。河原町ギャラリーADO。最終日は入場できないお客さんも出た。完全予約制で人数制限していたのだが・・・。
【8月】
公演が終わって速攻、熊本市舞台芸術事業への企画書を作成提出する。
実は「極楽少女」の台本があがっていなかったのである。
リフレッシュしなければならない。演劇公演を行事消化としてやってはならない。休息は必要だ。と言う訳で、
8月3日(日)は御立岬海水浴場へ劇団員たちと行った。女性陣たちの水着姿を眺めながらエネルギーは蘇った。ビキニ姿は目の保養になる。難問を考えなくなることも必要だ。空っぽになることが休養さ。
尚、No.61「極楽少女」は演劇エクスプレス3として公演されることに決まった。
【9月】
キッズのダンスレッスンは順調に進んでいた。身体のリズム感、表情が良い。キッズは週に一度の稽古だが楽しみにして通ってくれていた。公民館講座の募集で10名加わり、総勢20名となった。講師陣は夢現(台本 台詞と演技指導 制作)/山南純平(演出)/工藤慎平(音楽 照明)/山本真実(POPダンス メイク)/坂本咲希(日舞 夕沈ダンス 演技指導 衣裳)
「極楽少女」は舞台図面で難航中。会場が円形ホールになっており、これを活かすことを前提にしていた。稽古では何処を向くか、視線ばかりが気になるようになった。
肥後丸.のチラシがあがった。いよいよ公演体制である。
秘密基地(中央区河原町)に劇団の道具を置いているが、事務所(北区清水町)も手狭になり私と座長=夢現は東区(動物園近く)へ引っ越す準備に入る。事務所は残したままサキ・クドシンが引っ越して来ることになった。定着するのに時間はかかるが、・・・。多重生活のハジマリ。
【10月】
高校の同窓会(還暦パーティー下関)と岐阜県中津川での演劇キャンプに参加した。懐かしい人たちと会った。時間の流れを確認する。
キッズと劇団の公演も迫ってきた。追い込み月間である。
■キッズ・出演
KAREN(中2・夢桟敷)/ゆっきー(中2)/さき(小6)/みずき(小6)/かなこ(小5)/りゅうのすけ(小4)/はな(小4)/ゆうか(小3)/あきら(小3)/なな(小2)/のん(小2)/りな(小2)/しほ(小2)/あいり(小2)/ほのか(小2)/そうた(小1)/ゆうな(小1)/ことみ(小1)/坂本咲希(夢桟敷)/山本真実(猫目おろち)
■極楽少女・出演
夢 現/坂本咲希/肥後丸/工藤慎平/赤井犬彦/山南純平/海幸大介/山本真実(ダンサー)/中村大輔(ダンサー)/コバヤシユカリ(小林どろり)/東田まなみ/KAREN/はる(劇団「魂」照明)/希望(「魂」)/雪(「魂」)/雨(「魂」)/タカハシユウジ(電子ドラム)/りゅうのすけ(キッズ)/はな(キッズ)/ゆうか(キッズ)/なな(キッズ)/馬場真治(音響)
これだけのメンバーと過ごした。
【11月】
■清水公民館講座「キッズミュージカル③」「座敷童子の不思議な呪文」
3日(土) 熊本北区役所清水総合出張所2Fホール
■演劇エクスプレス熊本3劇団夢桟敷No.61「極楽少女」
8日(木)-9日(金)-10日(土)熊本市男女共同参画センターはあもにい多目的ホール
この公演回顧については後日、次回公演2013年の活動計画との関連でメモ追加予定!