山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

「ねじ式」二日目

2011-03-13 23:47:03 | 「ねじ式 復活」2011
■3月12日(土)
公演二日目/pm3;00開演・pm6:00開演・2ステージ

昨夜3月11日の公演終了後、家に帰って東北関東大震災の模様をテレビで見た。
改めて、震災、大津波の恐ろしさを知る。
こんな時に公演の真っ只中である。
熊本では新幹線開通祝賀イベントを中止したと聞く。「祝」を国民的感情に反するとJRと行政が判断した結果だろう。

さて、公演二日目である。
何故か落ち付かない。不適切な台詞が満載されている。
熊本では最近、幼女殺害事件も起こったばかりだった。それを想起させる台詞もある。
劇は現実の事件や事故、災害までも連想させる不適切な場面がある。
人間の想像する世界は残酷でもあり、だからドラマとして成立する。
場合によっては規制されることもあるだろう。その兆候が「ロリコン」=「性犯罪」の図式にある。
その図式は正しいのだろうか?・・・私は短絡的だと思っている。
ドラマは複雑怪奇である。
劇団夢桟敷は複雑さと怪奇な場面を特徴として組み立てる。ここに歌やオドリを入れるから益々、訳がわからなくなる。
そして感動を求める。
生きていることの不思議や勇気を目覚めさせようと考えているからだ。
いつでも何処でも現実と向き合うことになる。

昼・夜の部とも評判は上々。
劇のみならず、この会場(ギャラリーADO)の持っている佇まいにもあるだろう。
通常の劇場より手作り感が強くある。
手作りは劇団の色を濃く表すことになる。

以下、出演者の顔。


青年 工藤慎平


天狗堂の社長 田中幸太


キクチサヨコ 坂本咲希


コバヤシチヨジ 肥後丸.


シンデンのマサジ 過眞嶋憲法


産婦人科の女医 夢 現



中打ち上げということで手羽先の美味しいところに行く。
2000円ポッキリ!で呑み放題食べ放題。
受付を手伝ってくれたYUKAちゃん(福岡県大牟田市から)や

タカハシさん(今回はビデオ記録係)


大阪事務所のコジマさん


会場を提供して頂いた黒田さん(右から二番目)

劇団員たちと「明日もガンバロウ!」で乾杯する。
明日3月13日(日)は「河原町アートの日」である。
予約で満席のため、当日のお客さんには席がありません。

「ねじ式」初日

2011-03-11 23:38:34 | 「ねじ式 復活」2011
■3月11日(金)







「ねじ式」初日でした。

ゲネプロが終わって東北地方太平洋沖地震のニュースが届く。震度7。
大津波や火災も発生している。
何時、何が起こるかわかったものではない。
ニュースが気になるものの公演初日。

客席30人程度の狭いスペースである。満タン状態。
明日からのお客さんも来られるからネタバレ注意!
遠いところからは四国香川県からのお客さんがあった。
明日、新幹線開通もあって熊本から乗られるとのこと。
あの人、この人。それにしても女性客が8割。

終演後、1F喫茶室に降りてビール。
会場入りしてバナナ1本食べたきりだったから胃袋に染みた。

(注)動画は劇団員たちと食事中。YUkAちゃんと肥後丸。

会場入り(仕込み)

2011-03-10 23:50:50 | 「ねじ式 復活」2011
■「ねじ式 復活」公演前日です。

公演会場に入りました。いつものことだが「天下無敵」の気分になる。
顔も緩む。盆と正月が一緒になってやってきたようにはしゃぎたくなる。
押えて押えて、まだ始まっちゃいない。これからだ。
明日からの3日間4ステージ!キンチョー。

予約状況

3月11日(金)
午後7時 満席
12日(土)
午後3時 満席
午後6時 空き席あります
13日(日)
午後3時 超満席・お早めにご来場下さい。

これから予約をご希望の方は土曜日夜の部のみとなりました。


ここが会場、ギャラリーADO。
2F窓から幕を垂らしております。入口には狐が座っています。それが目印です。









夜はリハーサルを演る。稽古場のテンションよりもアップしている。キレも良い。
笑える。泣ける。不思議な感覚へ運べます。
役者たちは水を得た魚のようだ。