山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

検査の日

2016-04-13 17:04:31 | がん治療日記2015-
4月13日(水) 白い巨塔 改メ 熊大病院

外来は大入り満員だった。駐車場案内スタッフは頭を深く下げ「もう暫くお待ち下さい。」を繰り返す。
この病院は完全予約制である。1日に千人以上の外来がある。言わば、熊本市では人気の千客万来病院。
過日、胃がんと間違い、胃を切除してしまい訴訟されたニュースが流れた問題を抱えている。裁判ではその保証金を巡ることになるのだが、損害賠償として患者さんは1500万円を要求していると言う。お金の問題ではないのだが、この成り行きには注目したい。検査技術と処方の間に問題はなかったのか。ここに関心があるからだ。他人ごとではない。

直腸がんとリンパ節がん切除の手術をして、ここに3ヶ月に一度の定期検査に通っている。今日は採血と担当医さんとの面談(検査報告と今後の相談)だった。
採血の結果は 異常なし!だった。採血ではCEA 腫瘍マーカーの項目があり数値で再発や転移などの可能性が見られると言う。50~60の項目で健康状態が数値化されるのである。
術後5年間は定期的な検査を続けなければならない。
主治医さんより、「何か困ったことはありませんか?」と毎回のように問われて、「はい、お金がありません。」と毎回のように答えて笑ってお暇するのだが、今回は誤診による手術の件を聞いた。
「安心して下さい。。。」流行語のように聞こえて笑った。

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