公演が迫って来ると世間が見えなくなる。目が弱い訳でなく、意識も生活パターンも舞台に集中する。寝ても舞台の夢を見るのだから1日24時間、演劇の「病」である。この「病」は薬では治らない。自力で抵抗力を持っておかないと倒れる。自己治癒力です。だから憧れだけではやってられない。環境を作る闘いだ。私闘の力が要求されます。
ところで、
「私の職業は劇団員です。」・・・うん?YahooのCMで見た。・・・ヤホー
これだ。これまでに職業を「自営自由業」と名乗っていたが、これからは「劇団員」とする。わかりやすい。
■12月4日(土)武蔵ヶ丘教会
「かぐや」【33】稽古
客待ち音楽を田中君が持って来た。何処から盗んできたのかな?と思っていたら、自分で作ったという。これにはビックリ×3=☆、三つ頂きましたぁあああ。
「正義の味方」の入り口を繰り返す。歌である。正義の味方が登場する場。すぐ殺される。一瞬である。稽古場では笑いが爆発した。・・・夢桟敷でしかできない場が並んだ。
金太郎のような
二子石卓也(記録係)
虎1屯のような
馬場真治(音響係・ダンサー)
縁の下の力持ち=STAFFさんがこの二名の他、音楽の作曲(音作り)が三名いる。通常は大阪事務所の坂本冬馬がメインだったが、今回は長崎県の中村さん。「かぐや退治」など全7曲になる。台本が上がる前から稽古で使わせてもらっていたが、音が染みついてきた。
■12月5日(日)武蔵ヶ丘教会
「かぐや」【34】稽古
結局田中君の音楽は本編で使うことに決定。俳優兼音楽プランナーだったが、音作りの4人目が誕生する。ある場を残り2週間で作りかえることにした。ある意味、劇はパズルゲームだとも言える。空白の穴を巡って差し替えると想像を超えるモノが見えてくる。プレイバックとフラッシュバックでラストは走る。涙と感動へ向かって走る。
稽古終了後、制作会議で鍋料理大会となった。カレー鍋!・・・そう言えば、昨年、大阪の流星群さんを訪ねた時、カレー鍋を御馳走になったなぁ。主宰Iwakuraさんの料理はプロ級の腕前。
日米合同演習どころではなく、大阪-熊本の演劇エクスプレスだ。戦争ではなく、演劇は平和である。
■役者Do宝シリーズNo.3
田中幸太(たなかこうた)俳優・音響プラン
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役どころは「浦島太郎」。ウラシマンと聞こえるだろう。熊本では「浦島海苔」という会社があって、それを想像するお客さんもいるだろう。まぁ、ネタバレにならない程度に!・・・彼の腰の動きとビックリしたような目にご注目下さい。
中学生の頃から入団したので、もう11年経つ。若手どころか25才は中堅のバリバリ。スロースターターだが本番で爆発するタイプ。爆発する力はコツコツと積み重ねて努力した結果だと思う。新しいダンス分野も開拓中である。
■役者Do宝シリーズNo.4
工藤慎平(くどうしんぺい)俳優・照明プラン
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役どころは「桃太郎」。現代バージョンは「日本一」ではない。順番はどうでもいいのである。誰もがみんな「桃太郎」の話は知っているので、そのギャップを楽しんでもらいたい存在。ある時は妖怪である。光る目と口から飛び散るヨダレで物語る存在感は「日本三」だと思っている。順番はどうでもいい。「三」は「世界一」の要素がある。順番はどうでもいい。「三」は「二」にはなならい。順番はどうでもいい。・・・彼は三年前にサッポロから入団してきた。
■役者Do宝シリーズNo.5
過眞嶋憲法(かましまのりのり)俳優・舞台設計
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役どころは「金太郎」。細かいところに気付く性格。見た目もお相撲さんのような「金太郎」ではない。カックンカックンしている。ぎこちないのではなく、自分でカックンダンスを作ってしまった。
舞台のプランナーとして大阪の流星群さんとはパイプ役の仕事をこなしている。口八丁手八丁で器用なタイプ。一見、ケーハクなところが私と同じ。ははは、である。
稽古が終って一緒に酒を呑む回数が増えた。ここでも劇を作る場だと思える同志になっている。
☆
以上、■役者Do宝シリーズ、今回は劇団の男三人衆を掲載しました。
この男たち、次世代演劇の旗手になる可能性が大きい。東京ではなく、チホーは宝の山よ。
役者を語るに舌足らずは当然。舞台を見て下さい。ここが全て。身内を褒めすぎると「ホメ殺し」になりかねない。
殺してはならぬ。あ~、「褒めてはならない」にも限界がある。夢桟敷は褒めて育てるような甘いところではないのです。あ、例外があった!次回へつづく。
ところで、
「私の職業は劇団員です。」・・・うん?YahooのCMで見た。・・・ヤホー
これだ。これまでに職業を「自営自由業」と名乗っていたが、これからは「劇団員」とする。わかりやすい。
■12月4日(土)武蔵ヶ丘教会
「かぐや」【33】稽古
客待ち音楽を田中君が持って来た。何処から盗んできたのかな?と思っていたら、自分で作ったという。これにはビックリ×3=☆、三つ頂きましたぁあああ。
「正義の味方」の入り口を繰り返す。歌である。正義の味方が登場する場。すぐ殺される。一瞬である。稽古場では笑いが爆発した。・・・夢桟敷でしかできない場が並んだ。
金太郎のような
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虎1屯のような
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縁の下の力持ち=STAFFさんがこの二名の他、音楽の作曲(音作り)が三名いる。通常は大阪事務所の坂本冬馬がメインだったが、今回は長崎県の中村さん。「かぐや退治」など全7曲になる。台本が上がる前から稽古で使わせてもらっていたが、音が染みついてきた。
■12月5日(日)武蔵ヶ丘教会
「かぐや」【34】稽古
結局田中君の音楽は本編で使うことに決定。俳優兼音楽プランナーだったが、音作りの4人目が誕生する。ある場を残り2週間で作りかえることにした。ある意味、劇はパズルゲームだとも言える。空白の穴を巡って差し替えると想像を超えるモノが見えてくる。プレイバックとフラッシュバックでラストは走る。涙と感動へ向かって走る。
稽古終了後、制作会議で鍋料理大会となった。カレー鍋!・・・そう言えば、昨年、大阪の流星群さんを訪ねた時、カレー鍋を御馳走になったなぁ。主宰Iwakuraさんの料理はプロ級の腕前。
日米合同演習どころではなく、大阪-熊本の演劇エクスプレスだ。戦争ではなく、演劇は平和である。
■役者Do宝シリーズNo.3
田中幸太(たなかこうた)俳優・音響プラン
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役どころは「浦島太郎」。ウラシマンと聞こえるだろう。熊本では「浦島海苔」という会社があって、それを想像するお客さんもいるだろう。まぁ、ネタバレにならない程度に!・・・彼の腰の動きとビックリしたような目にご注目下さい。
中学生の頃から入団したので、もう11年経つ。若手どころか25才は中堅のバリバリ。スロースターターだが本番で爆発するタイプ。爆発する力はコツコツと積み重ねて努力した結果だと思う。新しいダンス分野も開拓中である。
■役者Do宝シリーズNo.4
工藤慎平(くどうしんぺい)俳優・照明プラン
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役どころは「桃太郎」。現代バージョンは「日本一」ではない。順番はどうでもいいのである。誰もがみんな「桃太郎」の話は知っているので、そのギャップを楽しんでもらいたい存在。ある時は妖怪である。光る目と口から飛び散るヨダレで物語る存在感は「日本三」だと思っている。順番はどうでもいい。「三」は「世界一」の要素がある。順番はどうでもいい。「三」は「二」にはなならい。順番はどうでもいい。・・・彼は三年前にサッポロから入団してきた。
■役者Do宝シリーズNo.5
過眞嶋憲法(かましまのりのり)俳優・舞台設計
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役どころは「金太郎」。細かいところに気付く性格。見た目もお相撲さんのような「金太郎」ではない。カックンカックンしている。ぎこちないのではなく、自分でカックンダンスを作ってしまった。
舞台のプランナーとして大阪の流星群さんとはパイプ役の仕事をこなしている。口八丁手八丁で器用なタイプ。一見、ケーハクなところが私と同じ。ははは、である。
稽古が終って一緒に酒を呑む回数が増えた。ここでも劇を作る場だと思える同志になっている。
☆
以上、■役者Do宝シリーズ、今回は劇団の男三人衆を掲載しました。
この男たち、次世代演劇の旗手になる可能性が大きい。東京ではなく、チホーは宝の山よ。
役者を語るに舌足らずは当然。舞台を見て下さい。ここが全て。身内を褒めすぎると「ホメ殺し」になりかねない。
殺してはならぬ。あ~、「褒めてはならない」にも限界がある。夢桟敷は褒めて育てるような甘いところではないのです。あ、例外があった!次回へつづく。
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