山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

伊藤弘子さん

2009-08-18 11:16:56 | モノローグ【エトセトラ】
 短かった夏休み(15日-17日)。
 さてと、いよいよ9月4日-5日の「薔薇色之病室」公演に向けて制作・稽古の再始動です。
 
 舞台セットの大幅な変更あり。
 これが原因で早朝より目が覚める。夢にまで劇のことが現れるようになった。日常感覚喪失。私にとっては<正常>を取り戻した。

 昨夜(17日)、流山児事務所のトップ女優=伊藤弘子さんと会う。
 御船町カルチャーセンターでユニット上演される「踏み石~富田至誠と教え子たちのきずな」のために熊本に来られた。
 座長・田中幸太・香西佳耶(元劇団員)と私の4名でホテル近くの居酒屋で飲む。
 6年前の 流山児事務所「盟三五大切」九州ツアー以来の再会だった。
 あの時、夢桟敷は高校生が主力メンバーで、今思えば、ツアーのお手伝いをさせてもらって急速に成長した時期でもあった。
 当時、こちらは十代後半、彼らは三十~四十代のメンバーである。多くを語るよりも実践の中で学ぶことが大きい。

 ビールを飲みながら劇団員も「大人の会話」ができるようになったことが嬉しい。あの頃は未成年であったため酒の席にはついていない。
 
 流山児さんとは30年来のお付き合いであり、私にとっては兄貴のような存在であるが、劇団にとっても流山児事務所は大きな存在になっている。
 
 小劇場がピーターパン化(幼児化)している中、きっちり大人の時間を送り出す劇団夢桟敷を目指そう。
 気取ることはない。世代を超えて関係を持てるかどうかが「大人」というものだ。

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