山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

稽古の動画2景

2014-11-20 16:59:27 | 透明人間三部作-2014-2015
フェイスブックにて稽古の動画をアップしております。
フェイスブックをされていない方には御免なさい。


https://www.facebook.com/video.php?v=672667616180185&set=vb.100003108578232&type=2&theater


https://www.facebook.com/video.php?v=673059766140970&set=vb.100003108578232&type=2&theater

今は通し稽古ができるように順番を追って部分の稽古です。
細かいことに気づくことがイッパイあり、変化進化するために何処を突破すれば良いのだろう、それが稽古中の闘いでもあります。
台本を書いている時の想像世界と、稽古中の実際に役者が立っている時の具体世界は違います。
ここが個人作業と共同作業の違いで、集団の力が発揮されるところです。
個人差はありますが、色々な才能が集まっていることには違いありません。

着地点が三つに絞られてきた。今回は座長=夢現の意見に大きく左右されております。
喧嘩にもなりますが、其々の思いがぶつかると本気が見えてくるものです。


劇団夢桟敷No.65
「透明人間」三部作第2弾◎東京公演
「火の君、鳥の物語」
時■12月6日(土)15:00-/19:00-
  12月7日(日)13:00-
場■スペース早稲田
料■前売3000円(当日3500円)
問■yumesajiki@ybb.ne.jp
09045815190(制作)
予約■https://ticket.corich.jp/apply/59120/



稽古の動画を紹介するのに劇団内では賛否両論あります。
それは稽古を公開することの是非と同じこと。その昔、30年前くらいは非公開の稽古が前提だった。ネタバレ禁止だった。秘密が多すぎたのだ。
今、公開中の稽古動画は衣装やメイク、照明効果なども無く、賛否両論の「否」は「公演に向けてマイナスになるのではないか?」の懸念があります。
所詮、動画は30秒程度の部分の部分。これは身内に向けての問題探し(点検)の意味もあり。見に来られるお客さんへのイメージのパズルゲームとしては劇のプロセスを共有することも有りだと思います。
写真ではわからないところが動画では表れます。

①は「死ねるってうらやましいね。」で切れる。
②は「生きろ!」で切れる。

この<間>が問題なのです。
劇では「無言」の場もあり、「無言と無音」は雄弁ではないか!と思われるから「繋ぎ」の部分にも神経が研ぎ澄まされます。
詰まるところ、役者の身体。手や足や顔だけでは済まなくなってきましたよ。
当然、読んでいるだけではダメ。台詞覚えだけの劇は卒業したのです。
世代がグチャグチャにミックスされた出演者たちで、若い世代がどう反応しているのか?・・・イクイク!
さて、今日もこれから稽古です。昨日から事務共同作業も稽古場で同時進行するようになりました。

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