■7月8日(月)
第2回目の研究会だった。寺山修司を読む(2)
先日より寺山修司の「エロスと暴力」レポートをまとめようとしていたのだが、それは映画論として東映ヤクザと日活ポルノに脱線してしまった。こりゃいかん!・・・難しいところだ。
寺山修司が活躍した時代背景を読む視点だったのだが、のめり込んでしまった。ある意味「エロスと暴力」は私の専門分野だと自負している。
寺山修司の映画を振り返りながら読まなければならない。「書を捨てよ、町へ出よう」「田園に死す」など、8ミリフィルムの実験短編映画「釘」「消しゴム」など・・・。やっぱり焦点は絞り込んだ方が良い。
結局、商業映画と寺山映画の違いを語るには問題が大きいのだ。商業の中にも実験はあり、実験映画の中にも経済は関係してくる。
だから線引きが厄介なのだ。
それに加えて演劇と映画の関係。現場にいると主観的になってしまう。
そういう言い訳で、先日の会で頂いた三枝先生(寺山学会)の研究論文を読むことにした。
◎劇場があった風景 死への欲動
日常と劇場の関係、つまり社会と妄想(虚構)そのものを劇化することの言葉の暴力性を考えることができる。
エロス(生)と暴力(死)の関係、つまり国家の起源を連想した。
研究会が終わって座長、玉垣君、本田君といつものようにファミレスに行く。
何やら玉垣君と本田君は「妖怪ファッションショー」の打ち合わせをしていた。河原町の路上でやるそうだ。充分、寺山修司の市街劇「ノック」の延長ではないか!
尚、玉垣君が担当している熊本の演劇人合同稽古はこの夏、キャンプ形式でおこなわれる計画も浮かび上がった。演劇キャンプだ。
私は混浴大会を妄想したのだった。まなみ女史、「まあ、なんてことを!」と博多の饅頭を投げつけられた。
■次回の寺山修司研究会【3】のご案内
7月16日(火)19:00-21:30/熊本市中央区黒髪コミュニティーセンター
【寺山修司を書く(1)】テキスト「レミング」の「都市の手稿」より
寺山修司がト書きで表した暗号を連想ゲームのように書く作業をおこないます。
あくる日7月17日より私は目の手術入院である。女医と戯れる。つげ義春「ねじ式」が現実となる。
第2回目の研究会だった。寺山修司を読む(2)
先日より寺山修司の「エロスと暴力」レポートをまとめようとしていたのだが、それは映画論として東映ヤクザと日活ポルノに脱線してしまった。こりゃいかん!・・・難しいところだ。
寺山修司が活躍した時代背景を読む視点だったのだが、のめり込んでしまった。ある意味「エロスと暴力」は私の専門分野だと自負している。
寺山修司の映画を振り返りながら読まなければならない。「書を捨てよ、町へ出よう」「田園に死す」など、8ミリフィルムの実験短編映画「釘」「消しゴム」など・・・。やっぱり焦点は絞り込んだ方が良い。
結局、商業映画と寺山映画の違いを語るには問題が大きいのだ。商業の中にも実験はあり、実験映画の中にも経済は関係してくる。
だから線引きが厄介なのだ。
それに加えて演劇と映画の関係。現場にいると主観的になってしまう。
そういう言い訳で、先日の会で頂いた三枝先生(寺山学会)の研究論文を読むことにした。
◎劇場があった風景 死への欲動
日常と劇場の関係、つまり社会と妄想(虚構)そのものを劇化することの言葉の暴力性を考えることができる。
エロス(生)と暴力(死)の関係、つまり国家の起源を連想した。
研究会が終わって座長、玉垣君、本田君といつものようにファミレスに行く。
何やら玉垣君と本田君は「妖怪ファッションショー」の打ち合わせをしていた。河原町の路上でやるそうだ。充分、寺山修司の市街劇「ノック」の延長ではないか!
尚、玉垣君が担当している熊本の演劇人合同稽古はこの夏、キャンプ形式でおこなわれる計画も浮かび上がった。演劇キャンプだ。
私は混浴大会を妄想したのだった。まなみ女史、「まあ、なんてことを!」と博多の饅頭を投げつけられた。
■次回の寺山修司研究会【3】のご案内
7月16日(火)19:00-21:30/熊本市中央区黒髪コミュニティーセンター
【寺山修司を書く(1)】テキスト「レミング」の「都市の手稿」より
寺山修司がト書きで表した暗号を連想ゲームのように書く作業をおこないます。
あくる日7月17日より私は目の手術入院である。女医と戯れる。つげ義春「ねじ式」が現実となる。
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