
流山児☆事務所の「田園に死す」公演が終わった。どうしても見ておきたかった演劇だった。
劇団員の海幸大介君が東京まで見に行ってくれたので、彼の話を聞く。辛口の彼が驚いたのだから面白かったに間違いはない。前回公演のDVDをお土産に持って帰った。まずは一安心。
最近、刺激的な演劇に接することが少なくなった。あ~、なんて無駄な時間を奪われてしまったのだろうかと腹が立つこともある。これは長年の演劇生活習慣病だと諦めている。目が厳しくなったのではなく、精神の神経麻痺が原因かも知れない。断定はできない。
私が寺山修司に魅かれたのは映画「書を捨てよ、街へ出よう」と「田園に死す」だった。その後、東京へ出て劇団の旗揚げをした頃、「レミング」「百年の孤独」を見た。寺山のアトリエ天井桟敷舘(六本木麻布)で上演させてもらったこともある。
寺山の死後、私と夢現は熊本で演劇を続けた。新しく入団して来る者たちへ口から泡を飛ばしながら寺山を語り、劇団の形をポストアングラ劇へと固めた。
寺山没後20年に「観客席」を、25年に「疫病流行記」を上演した。来年は没後30年になる。
今年は「阿部定」シリーズの公演になるが、何故かテラヤマが私の心の中で騒ぎだしている。
時間が過ぎると憧れは巨大化する。
「阿部定」の中にテラヤマがモンスターのように暴れ出したのである。
劇団員の海幸大介君が東京まで見に行ってくれたので、彼の話を聞く。辛口の彼が驚いたのだから面白かったに間違いはない。前回公演のDVDをお土産に持って帰った。まずは一安心。
最近、刺激的な演劇に接することが少なくなった。あ~、なんて無駄な時間を奪われてしまったのだろうかと腹が立つこともある。これは長年の演劇生活習慣病だと諦めている。目が厳しくなったのではなく、精神の神経麻痺が原因かも知れない。断定はできない。
私が寺山修司に魅かれたのは映画「書を捨てよ、街へ出よう」と「田園に死す」だった。その後、東京へ出て劇団の旗揚げをした頃、「レミング」「百年の孤独」を見た。寺山のアトリエ天井桟敷舘(六本木麻布)で上演させてもらったこともある。
寺山の死後、私と夢現は熊本で演劇を続けた。新しく入団して来る者たちへ口から泡を飛ばしながら寺山を語り、劇団の形をポストアングラ劇へと固めた。
寺山没後20年に「観客席」を、25年に「疫病流行記」を上演した。来年は没後30年になる。
今年は「阿部定」シリーズの公演になるが、何故かテラヤマが私の心の中で騒ぎだしている。
時間が過ぎると憧れは巨大化する。
「阿部定」の中にテラヤマがモンスターのように暴れ出したのである。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます