乳がん☆乳ガン☆乳癌☆日記

●05年5月乳癌左乳房全摘腋郭清手術●13年6月再発 失くしたモノより今を見つめ前に歩くナリ♪  再発しちゃいましたぁ~

乳がんが くれたものは 『 手 』 でした

2005年12月23日 00時13分41秒 | 乳がん1年生
乳がんになって
沢山の 素晴らしい『 手 』に出逢いました 
命を助けてもらいました
病院では 医師や看護士の方々 ヘルプの方 事務の方
病室では 患者のみなさん
会社では 大切な同僚
家では  母や弟家族
ネットでは 御邪魔しに行った先々で そしてここに訪れてくれた方々に
方位の先生や友人達にも
いっぱいの人の 『 心の手 』 で私の身体も心も救われました。
生きているって本当にありがたいコトなんですね
外出して
チョットしたことでも疲れてしまうこの身体が
愛しくて・・・しかたがない・・・
ありがたくて・・・しかたがない・・・
感謝の気持ちでいっぱいになる・・・
人はつらい思いをしなければ謙虚になれないのでしょうか
お恥ずかしいのですが少なくとも私は謙虚ではありませんでした
この病気になるまで命の大切さを忘れていました。
「 わかったつもり 」 でいることの堅さを知りました。
愛すべき人の存在を知りました。
相手にかける言葉ってとっても難しい
ましてや乳がんや癌の患者さんにかける言葉は難しい
簡単に思える時もあるし
難儀に思える時もある
特に難しく感じてしまったときには臆病になる
上手く自分の心が相手に伝わればと願うばかりだ
どんな場合でも一緒だと思う。
聞き上手であること 正にこれ
相手8割 自分が2割 これがちょうど良い
相手が話したいことを話させる事が大事
目の前の「 この人 」の為に、全てのエネルギーを傾ける
「訓練」なんだな
何事にも繰り返し行いながら「学び」「慣れる」事が必要なんだな
「 愛 」 が無くちゃ出来ません
辛抱強く 粘り強く
癌になった人は、癌になってない人の立場を考え
癌になっていない人は、癌になった人の気持ちを考える
言葉は 意思をつなげ 想いを伝える
自分が辛いときは
  自分よりもツライ人がいることを想い浮かべ
自分が悲しいときは
  自分よりも悲しんでいる人がいることを想い馳せる
悲しんでもいいんだよ
悲しいときは泣いた方が救われる時もあるんだから
だけど覚えていて欲しい
自分だけが不幸で
自分だけが一番辛いんじゃないということを
そして
自中常に耳逆らうの言葉を聴くが如く
自分の耳に痛い言葉のなかに発見や真実が在るやもしれないと心がけてみること
心からの 「 ことば 」 を
届いて欲しい