帳場の山下さんの魚河岸日々雑感

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続・ドーマン蟹

2008-08-02 19:15:01 | 河岸のおはなし
場外市場の一角。
猫が群れる路地。



その揃った足、リラックスしすぎだろー。



ドーマン蟹、本日も出てました。
ハデな外見なので、客引きの飾り様にと買っていくスーパーのバイヤーさんたち。
しかし、どうやら相当美味しいらしいのだと聞きつけ、専務お買い上げ。
感想を楽しみに待つ。


結局正体をウィキペディアで調べた(爆)。
ドーマンっていうのは、浜名湖でとれたものだけの名称なのですね。
淡水と塩水の境目でとれる、ノコギリガザミ(ワタリガニ)のこと。
しかしその呼び名の由来が判らない。気になる。
築地で見たことなかったのは、地元の高級食材として消費されてしまうかららしい。
地元だけではけちゃうから、名前を聞いたこともなかったのかあ。


で、相当凶暴らしい。
そういや、専務、指を挟まれて「いててて」と慌てて振りほどいてました。
乾電池を潰しちゃうほどの力だとか!危うし、専務。
しかも、発泡箱から逃亡を図ってた(笑)。
その生命力の強さ、上海蟹みたい。
上海蟹は、逃げ足が速くて、一度逃がしたら、絶対捕まえられない、ので、ぐるぐる巻きにされて仕入れられるんです。
冷蔵庫の下とかにもぐりこんで、一週間後に生きて見つかったなんて話もある位。
何を食べて生き延びていたのか、想像するだに浮「(汗)。


ドーマン君がこの暑さであがらないよう(死なないよう)気を使ってたけど(どうやら死ぬと、匂いが凄いらしい)、そんなに心配することもないのかも。
毛蟹なんかは、すぐあがっちゃうんですけどね。