昨日は村松健氏のライブに行ってました。
フォレストイン昭和館チャペルコンサート。昭島はちと遠いが、森の中って感じがいかにも村松さんらしい。
くだんのことがあったので行けるかなあと思ってたのですが、行けて良かった(*^^*)
今回はCD販売行脚のような(^^;
CM曲を三曲集めたミニアルバム。当初はCDにするつもりはなかったとのことなのだけど、リクエストが多く寄せられたのは勿論、ご本人にも色々な思いがあって作られたのだとのこと。
1月の発売までは、オフィシャル通販とライブ会場で本人の手売りのみというレアさ。
ちなみに、
1「思いは海を越えて」 富士通「暮らしと富士通」テレビCM
2「き・ぬ・ず・れ ~衣の気配~」京都きもの友禅 テレビCM
3「寝しなのおはなし」 小学館『国民読書年』ラジオCM
特に北乃きいちゃんが成人の晴れ着で出演した、京都きもの友禅のCM曲に関しては、娘を持つ男性からCDの要望がメッチャ届いたらしい^^
村松さんは(ほぼ)CDが世に出始めた頃のデビューで、CDというメディアの、音が消えていくという画期的さ、それが自分の、音の余韻まで聴いてもらえるというスタイルに合致していたという話は、そんなことは考えたこともなかったので、もの凄くなるほどなあ、と思った。
そういやあ、子供の頃、レコードでフェイドアウトしていくその終わりを追いたくて、最大ボリュームにして次の曲が始まり、うわっ!みたいな、子供なら誰でもやった(?かもしれない)ことを思い出したりする。
で、レコードだと確かに、ギリギリまで絞られはするけど、どこかの時点でぷつりと切れてしまうし、針のスクラッチノイズ音も残ってしまうんだわな。
音楽家の立場から語る、現在のCD市場の衰退と、それに伴う音楽の価値の軽さ、レコードへの思いなどなど……。
で、このミニアルバム。開けて感激、まさにレコードへの思いを語られた、その、レコードを思わせるこのャ潟Gチレン(と言うべきか。ビニールじゃないし。このシャカシャカの袋)の中袋!
な、なつかしー(涙)。CDが入っているジャケットケースも、いかにもレコードっぽい、二つ折りの厚紙に差し入れる感じなの。
私が自分のおこずかいで音源を買ったのはレコードだったからさ、まあ青春というにはまだまだ幼かったけど(ちょっと見栄を張る)やはりレコード世代と言っていいし、思い入れが凄くあったもんだから、なんとも嬉しかったんだなあ。
こちらは中袋のえち?
すっかりビニールに巻かれるのがお好きなのねジャケットはないわよー。