ご先祖様が自宅へ戻ってくるお盆
お盆は4日間あり
その過ごし方は地域や家庭によって様々です
一般的には4日間のうち最初の日を迎え盆
間の2日間を中日
最後の日を送り盆と呼び
それぞれの日に合わせて準備をします
迎え火
一般的にはオガラと焙烙(ほうろく)
と
呼ばれる素焼きのお皿に
お盆の初日である7月13日(旧8月)に
自宅に迎えることから屋敷の角や門の近くで
焙烙の上にオガラをのせ火をつけて焚きます
すると
ご先祖様は燃えているオガラの煙に導かれてやって来ると
言われております
送り火
お盆の最後の日である7月16日(旧8月)には
迎え火を焚いたのと同じ場所で
焙烙の上でオガラに火をつけ
送り火を焚いてご先祖様をお見送りするのが
一般的です
昔は
川や海の向こう側にあの世があると考えられていたことから
海や川に送り火を流すという地域もあります
長崎の精霊流
奈良の大文字送り火
京都の大文字
などが一例です
お盆の飾りは
送り火が終わってから片付けます
初盆の場合使用した
白提灯は送り火の時に燃やすというのが一般的です
時代とともに変わりつつ
あるようです
ナスで作られたものを牛を
精霊馬(しょうりょううま)といい
ご先祖さまがあの世から行き来に使う乗り物を表しています
キュウリで作った馬は
「早くおいでね」という思いがあり
なすで作った牛には
「帰りはゆっくり帰ってね」
と
いう思いが込められているそうです
🐼🐼🐼
※記載しましたのは東北地方の一部で行われている行事です。
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