オートフォーカスの日
1977年(昭和52年)小西六写真工業(後のコニカ)
が
世界初の自動焦点カメラ「コニカC35AF」を発売した。
当時行った市場調査の結果
失敗要因の36%がピンぼけであることが判明した
その解消を目指した技術開発によって生まれたのが
「コニカC35AF」
である
シャッターを押すだけで
自動的にピントを合わせてくれる画期的なカメラであった
このカメラは「ジャスピンコニカ」という愛称で呼ばれ
誰でもピンぼけせずに撮れるということで
それまでカメラに縁の遠かった女性や中高年層の市場を開拓し
2年間で100万台を売る大ヒットとなった
年寄りの冷や水
1 カメラの初めは日光写真だった
2 箱カメラ
レンズもシャッターもない
ピンホールのあなだけで画像は天地反転
3 フイルムレンズ式カメラ
フイルムとレンズはあるものの
ピントは近・中・無限のような簡単なものであった
3 最新のデジタルカメラ
現在使用中のデジカメです
フイルムからデジタル記録へ
手動のピント合わせからオートフォーカスへ
高機能過ぎて使いこなせない
このデジカメの能力を100%とすると
20%を使いこなしているだろうか
メーカーは付加価値を具備することより
高機能化が益々進んでいる現状です
カメラの命はレンズとピントであります
ジャストピントに対応できるレンズであるかが
問題です