昭和の発明で最たるものは電子計算機
1964年昭和39年3月 日本初の電子式卓上計算機の発売(シャープ) ~応用製品~ |
シャープ(当時は早川電機)が1964年3月に発表したわが国最初の電卓CS-10Aは、世界で最初のオールトランジスタ型の電卓といわれている 価格は53万5000円と車が買えるほど高価なもので 重量も25kgあった CS-10Aはトランジスタを530個 ダイオードを2300個使用している |
昭和35年に設立された日本事務機械工業会(現:一般社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会)が制定
昭和49年にエレクトロニクス技術を駆使した日本の電子式卓上計算機(略称:電卓)の生産数量が年間1,000万台を突破し
世界一になったことを記念したもの
また
この年は国産の電卓が発売されてちょうど10年目の節目にも当たる
電卓(シャープ CS-S952C-x)
画像元:シャープ
画像元:シャープ
電卓は東京オリンピックが開催された年の1964年(昭和39年)3月に早川電機工業株式会社(現:シャープ株式会社)が国産初の電卓「CS-10A」を発表し
6月に価格53万5,000円で発売した
この電卓は当時の車が買えるほど高価なものであった
「CS-10A」
画像元:コンピュータ博物館
画像元:コンピュータ博物館
数字入力はフルキー式10桁、表示はニキシ管による20桁表示、ゲルマニウム・トランジスタ530個とダイオード2,300個を含む約4,000点の部品からなり
大きさは420×440×250mmで
重量は25kgもあった
記念日の日付については
早川電機が「CS-10A」を発表したとされる1964年(昭和39年)3月18日に由来して
多くの記念日がある3月の中でも
市場の隆盛を象徴する春の到来を意味し
しかも覚えやすリンク:ビジネス機械・情報システム産業協会い日ということで3月20日に設定された
🚜 年寄りの冷や水 🚜
電子計算器が発売された当初は
高価なものでした
カシオ計算機が大量生産に成功してからは
庶民の手に入るようになった
ソロバンは急速に数を減らして
レジスターも最新のものに変更となった
工業系の学科に計算尺という科目があったが
次第にその姿を見なくなった
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今日はお彼岸の中日おはぎでも食べましょう
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