ときどき、このブログでも出しているオオサンショウウオのニュースです。
特別天然記念物「オオサンショウウオ」在来種を守る! 交雑種の「特定外来生物指定」は大きな一歩
広島ニュースTSS
特別天然記念物「オオサンショウウオ」在来種を守る! 交雑種の「特定外来生物指定」は大きな一歩
またグーニュースが切れていたのですが、テレビのニュースがありました。動画はやはり分かりやすい。
(イラスト私)
サンショウウオの移動には、人間が絡んでいるということ。
かつて食用のために持ち込まれた中国オオサンショウウオ。
1970年代頃だそうで、その交雑種は気性が荒く、在来種オオサンショウウオのエサや巣穴を奪い、競合しているようです。
我が国の天然記念物のオオサンショウウオ。
大型の両生類で、清流の象徴。
世界最大の両生類であり、我が国は世界でも誇れる固有種です。
そのオオサンショウウオが危機にあるのは、我々としても是認しがたいことです。
こちらを、DNAで簡単に判別する方法を発明したとのことです。
それも、高校でも習う電気泳動で出来る。
今までは大学という分析できる場で3か月かかっていましたが、用意さえあれば1週間ほどで、判明出来るそうです。
ですので、高校やどこでも、見つけたらすぐに判別できるようになって来そうで、良かったです。
また、キットも作られるかもしれないとのことで、すぐに分かるようになるかもしれません。
キットも最近、インフルエンザの検査キット、コロナの検査キットで、我々もなじみがあるものです。
それから、ナタネの遺伝子組み換え作物かどうかを判定するものもあるそうで、調べたら、遺伝子組み換え作物のキットは色々あるようです。
そうしたキットもおそらく、やろうと思えば、やれるところに今技術は進んでいるのでしょうね。
この特定外来生物の一覧を見ましたが、これらを違反したりする罰を見ると、かなり重い罰がつけられています。
環境省HP
こうした、かなり混合した難しい状態でも、何とか出来たら、我々もいろいろと希望が持てるのでないでしょうか。
他にも交雑問題はいろいろ聞きます。
放流の問題以外にも、交雑による絶滅、その地域の固有種が食われて絶滅、など、もっと我々は阻止せねばなりません。
どうしたら良いのか、もっと考えられたりしたら、各地で工夫も発見も、阻止もしやすくなると思います。
3000万年前から変わっていない、生きた化石。
見ると、太古の面影を感じるというか、生命の神秘を感じます。
彼らが生き物の神秘と不思議の姿であり、我が国の清流の姿でもありましょう。
そうしたオオサンショウウオがのびのび暮らせる我が国の本来の川に、はやく戻って欲しいです。
お読みいただき、ありがとうございました。